急成長を続けるUbisoftの秘密!Yves Guillemot社長ロングインタビュー: 後編 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

急成長を続けるUbisoftの秘密!Yves Guillemot社長ロングインタビュー: 後編

PC Windows



< <前の記事へ

[b]Gamasutra[/b]: Ubisoftでは、他のパブリッシャーよりだいぶ多くのタイトルをアジアからローカライズしていました。(PSPのLuminesやExit、一部のSCEJタイトルも海外で発売。最近だと[url=http://www.gamespark.jp/modules/news/index.php?p=1903]旋光の輪舞[/url]なども…)それはなぜでしょう。会社にとって、うまくいっていますか?

[b]Yves Guillemot[/b]: 順調ですよ。我々にも大きな利益となりましたので、これからは同じことを多くの会社がしてくるのではないかと思っています。年末までには、さらに人員を増やすつもりです。

[b]Gamasutra[/b]: そういったことはこれまで大抵、もっと小さなパブリッシャーの仕事でした。Ubisoftは、かなりの例外です。

[b]Yves Guillemot[/b]: カジュアルゲームのビジネスが、日本でも急速に成長しているのです。限られた人口の中、日本では1,000万台の本体が普及しています。我々にとっても何が出来るか、それはとても良い手がかりを与えてくれます。



[size=x-small]もう一つの顔として大々的に取り組んでいる、カジュアル&シリアスゲームシリーズ[/size]


[b]Gamasutra[/b]: DSとWiiがあちらでは、本当に大きくなっています。他のハードが日本で大きくなれるかどうか、現時点ではちょっとわかりません。

[b]Yves Guillemot[/b]: とても目覚しいものです。まったく予想していた以上に(DSやWiiが)大変うまくいっていますので、業界にとっても大きなチャンスです。

[b]Gamasutra[/b]: あなたが欧州で最大のサードパーティとなって以来、ヨーロッパではどんな利点があるとお考えですか?

[b]Yves Guillemot[/b]: そうですね、我々は欧州の国々を他より良く知っているとは思います。とはいえ、ヨーロッパでのアドバンテージがアメリカでは不利にもなります。(実際は)我々はヨーロッパで2番目、アメリカで5番目ですが、急速に成長しています。ですから、アメリカの市場をすぐにもっと理解しなくてはなりません。

[b]Gamasutra[/b]: それは、カナダのスタジオ(Ubisoft Montreal)に大変投資していることも?

[b]Yves Guillemot[/b]: ええ。北米地域に対して、そのままマッチする製品が出来るいい方法です。

[size=x-small]結局、欧州では公式発売[url=url=http://en.wikipedia.org/wiki/TurboGrafx-16]できなかった[/url]みたい。写真は北米版PCエンジンことTurboGrafx-16[/size]


[b]Gamasutra[/b]: あなた方が当初(1986年創業)、フランスでPC Engineを非正規に発売していた頃、あれってNECから認められていたんですか?

[b]Yves Guillemot[/b]: 当時、会社からは禁止されてましたよ。ですが、同時に流通の機会を彼らと話し合っていたし、ある意味ね、彼らもテストができて喜んでいたのです。我々がしている事は彼らも知っていたし、定期的に話し合いを持って事業を大きくしていけるか調べたりもしてました。

[b]Gamasutra[/b]: それは、比較的上手くいっていた?

[b]Yves Guillemot[/b]: とても上手く。ハードも売れて、ソフトも順調でした。でも、他のハードがどんどん出てきて、彼らが素早く十分な対応を取らなかったので、まったくダメになってしまいました。

[b]Gamasutra[/b]: こちらではUbiなのに、日本だと会社の表記がUBI(ユービーアイ)ですよね。

[b]Yves Guillemot[/b]: 覚えてもらいやすいのですよ、ユービーアイの方が日本では。

[size=x-small]自社で手がけた最初のヒットになったRayman (1995)。10年余りで当時からは想像もつかない急成長…[/size]


***** ***** *****


ちなみに、日本では登記もユービーアイソフトになっていますが、仏語読みウビ。英語だとユビ、ユービソフトだったりするみたい。U.B.I.といった感じの略語ではなく、意味的にはユビキタスソフト?

2000年代に入ってからRainbow Six、Prince of PersiaにMystなど、有名人気フランチャイズの買収を足がかりに、コンソールでも力の入ったタイトルを積極展開して急成長、かつての地元ライバルInfogrames(現在のAtariブランド)はおろか、今やEAに最も脅威を感じさせる海外パブリッシャーの台風の目。

今度のインタビュー直後にも、またぞろデベロッパーの買収をするなんて話が重役から[url=http://kotaku.com/gaming/predatory-instincts/now-ubisoft-might-buy-some-companies-264713.php]飛び出したり[/url]、いち早く手がけたWiiの初期ソフトに[url=http://www.metacritic.com/search/process?ty=3&ts=ubisoft&tfs=game_publisher&sb=4&game_platform=wii&release_date_s=&release_date_e=01%2F31%2F2007&metascore_s=&metascore_e=&x=15&y=16]ちょっと微妙なのもチラホラ[/url]してたのは、私が[url=http://kotaku.com/gaming/nintendo/ubisoft-sorry-about-those-shitty-wii-games-264672.php[/url]間違ってました![/url]なんて謝っちゃったり、何かと話題に事欠かないUbisoftとYves Guillemot氏。期待の目玉タイトルが目白押しになっているこれから、同社にとっても大きな飛躍の年となるのは間違いなさそうです。
[size=x-small](ソース: [url=http://www.gamasutra.com/view/feature/1435/the_ubisoft_vision_why_yves_.php]Gamasutra: "The Ubisoft Vision: Why Yves Guillemot Believes"[/url])[/size] [size=x-small](イメージ: [url=http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Ubisoft.jpg]Wikipedia[/url])[/size]

【関連記事】
ファンタジーMMOはもう沢山でしょ?5年目の『EVE Online』トップが強みを語る
GTAやHaloだけでもダメ!NoAのGeorge Harrison氏、Wiiの未来を大いに語る
『Pinata』や『Banjo』は?世界に通じるゲーム作りとは…Rare社ロングインタビュー
特集インタビュー:中里 "レイ" 英一郎氏が、日本と世界のゲームを語る (1/4)

我こそ欧州筆頭!?ゲームデベロッパー版ヨーロッパチャンピオンシップ・ベスト50
エレクトロニックアーツの社員サービスは米大企業の中でもトップクラス
今年はどうなるの?E3 2007 出展メーカー・タイトル最新情報

Ubidays 07 in Paris プレイバック☆
『旋光の輪舞Rev.X』北米と欧州で発売、名称はWarTech: SenkoのRonde
続報はまだか?これぞ次世代『Assassin's Creed』詳細インタビュー

(C) Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved.
《Miu》

PC アクセスランキング

  1. スティック型PCで『Half-Life 2』『マインクラフト』は遊べるか…海外YouTuberが徹底検証

    スティック型PCで『Half-Life 2』『マインクラフト』は遊べるか…海外YouTuberが徹底検証

  2. Steam版『プリンセスメーカー リファイン』発売開始!―育成ゲームの元祖、日本語も収録

    Steam版『プリンセスメーカー リファイン』発売開始!―育成ゲームの元祖、日本語も収録

  3. 子供をぶん投げて戦う父親アクション『Dad Quest』ローンチトレイラー!

    子供をぶん投げて戦う父親アクション『Dad Quest』ローンチトレイラー!

  4. 『ゴーストリコン ワイルドランズ』海外TVCM!ゴーストが暴れまくる

  5. 三人称サバイバル『Lost Region』最新ショット!全ての建物を探索可能

  6. 外骨格アクションRPG『The Surge』14分ゲーム映像!ダークソウルの雰囲気も

  7. 『Don't Starve』開発新作『Oxygen Not Included』オープンアルファテスト開始!

  8. 【特集】監視社会の危うさを提示する『Orwell』プレイレポ―テロを未然に防げ

  9. 近接メインの修道士アクション『Redeemer』発表!―贖罪求め戦う男を描く

  10. 『ゴーストリコン ワイルドランズ』海外ゲームプレイ!4人Co-opからキャラカスタマイズまで

アクセスランキングをもっと見る

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら

page top