空前の大ヒット続出の昨年度、海外セールスチャートベスト100はこんな顔ぶれ

[size=x-small]Graph: Next-Gen.biz[/size]

・Maddenシリーズは、もはや例外ではない。

これまで、Madden NFLシリーズはチャートでも飛びぬけた存在として、他を凌駕してきました。Maddenは今年も、高水準の歴史的なセールスを続けています。しかし、さまざまなジャンルのライバル達は、今回それと同じかさらに上回る売り上げを記録しました。

・PS2は、決して終わっていません。

大方の予想に反して、PS2の先行きはか細くなっていません。巨大なインストールベースと低価格のおかげで、事実PS2のマーケットは力強いもので、特にスポーツやライセンス物の販売数にあらわれています。

・消費者は、次のWii Sportsを求めています。

大抵のスポーツゲームは、PS2において最も成功しています。しかし、これはWii Sportsに象徴されるようなタイプにおいては、あてはまりません。マルチプラットフォームのこうしたゴルフや野球ゲームにおいては、意外にWiiで一番成功しています。

・独占タイトルは、依然としてうまくやっています。

100本のゲーム中、全部で34本はどれか一つの機種への独占タイトルでした。中でも11本（バイオハザード4を入れたら12本）を数えた、ユニークなWiiの開発環境は専用タイトルの種類を確かなものにしています。DSにも同程度ある一方、Xbox360は3本だけでした。

・これまでのやり方は、依然としてあてはまります。

昨年と同様に、マーケットで成功する最善の方法は、最高品質の独占タイトルに何百万ドルも注ぎ込むか、
あるいは、ライセンスに飛びついてあらゆるプラットフォーム版を用意するかに今もあるようです。そこに今年は、第3の道が開けました。それはWiiやDS向けに低コストでゲームを作り、それが消費者の関心を呼ぶよう祈ることです。