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“生きた世界のコンソールMMOFPS”CCP最新作『DUST 514』プレビュー

October 05, 2009(Mon) 16:24 / by Rio Tani



EVE Onlineを運営するCCP Gamesが、8月のGDC Europeで発表していた新作DUST 514。MMOのEVEと連結した世界を持つMMOFPSという以外、ゲームの詳細は謎めいていましたが、先週CCPの地元アイスランドで開催されたファンイベントで、最新の情報が一挙に公開。Game*Sparkでも、東京ゲームショウの開催中に来日していたCCP Gamesの開発者に直接話を聞くことができたので、スクリーンショットも交えてその詳細をお伝えします。

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今回、プレゼンを行ったのはCCP Games上海スタジオのクリエイティブディレクターAtlimar Sveinsson氏と、シニアディレクターのYohei Ishii氏。大型モニタでDUST 514のPre-Alpha版デモを実際にプレイしながらゲームの内容を解説してくれました。

何千もの太陽系が存在する宇宙空間を舞台にしていたEVE Onlineと対照的に、DUST 514ではその太陽系上に浮かぶ何万もの惑星が戦闘の舞台に。DUST 514のプレイヤー達は、惑星の領土を争うEVE Onlineのユーザーにお金で雇われる傭兵に扮し、ロビーの役目も持つWar Bargeと呼ばれる司令室を拠点に活動することになります。



惑星上で行われる対戦は、32人対32人の最大64人が参加可能で、マップは5キロ平方メートルの広大な戦場が用意。フィールド上には5つのベースが存在し、それらを制圧してコントロールするのがプレイヤーの目的。また、戦車や飛行機などの搭乗兵器も存在する他、巨大な空母MCC(Mobile Command Center)を撃墜するのが最終的な目標となるそうです。

リアルタイムストラテジーの要素も持つと言われていた本作ですが、その鍵となるのがこのMCCの存在。32人のプレイヤーのうち1人はCommander(司令官)となってこのMCCに乗り込み、RTS風の視点で戦場を見渡しながら、残り31人のプレイヤーが使用する乗り物や、ミサイルを発射する砲台などを設置して刻々と変化する戦況をコントロールします。

そしてDUST 514が他のマルチプレイFPSと最も異なる点は、「世界が生きている」ということ。プレイヤーがゲームの中で取った行動や対戦の勝敗は、DUST 514だけでなくEVE Onlineの世界にも影響を与えることになります。さらに武器や乗り物などを戦闘中でも購入して追加できる「Customization」も重要な要素の1つ。



また気になるゲームの販売モデルは、パッケージとダウンロード両方が用意される予定で、月額利用料などは発生しないそうですが、武器やアイテムなどをマイクロトランザクション(アイテム課金)で販売することも検討しているのだとか。拠点となるWar Bargeには、プレイヤーがプライベートのスペースを持つことが可能で、ポスターなどのアクセサリを飾ったり、仲間を呼んで一緒に会話したり、といったソーシャルネットワーク的な遊び方もできるそうです。

無数の惑星を舞台に、30万人ものプレイヤーが存在するEVE Onlineと作用し合う壮大なコンセプトを基に開発されているDUST 514。正確な対応機種や発売時期はまだ発表されていませんが、EVE Onlineのファンだけでなく、コアなFPSファンやカジュアルなコンソールシューターファンにも、かつてない試みのゲームとして注目しておきたい作品ではないでしょうか。

本作が気になった方はGame*Sparkのスタッフが独自に質問した開発者インタビュー記事も掲載したのでぜひご覧下さい。


※この記事には機種カテゴリが設定されていますが、ゲームの対応プラットフォームは未発表です。

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