PS3の製造コストは336ドル、1台当たり約40ドルの赤字−iSuppli調べ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

PS3の製造コストは336ドル、1台当たり約40ドルの赤字−iSuppli調べ

3年前の発売当初は、1台売るたびに数万円の損失が出るなどと言われていたPS3本体ですが、海外サイトの調べによると、3万円に値下げされた新モデルが発売された現在でも、製造コストの赤字は改善されていないのだとか。

家庭用ゲーム PS3


3年前の発売当初は、1台売るたびに数万円の損失が出るなどと言われていたPS3本体ですが、3万円に値下げされた新モデルが登場した現在でも、製造コストの赤字は改善されていないのだとか。

iSuppli Corp Teardown Analysisサービスの調べによると、今年9月に発売された120GBモデルPS3本体の製造コストは現在336.27ドル(小売価格299ドル)で、3年前に比べ500ドル近くコスト削減されているものの、1台当たり37ドルの赤字という計算に。

同サービスが調査した各パーツ別の製造コストでは、Blu-rayドライブが66ドルと最も高価ですが、65nmから45nmに移行されたCell Broadband Engineをはじめ全体的に大幅な削減が進んでいる模様。TeardownサービスのアナリストのAndrew Rassweiler氏は、「PS3は既に収益性を上げる転換期に近付いている」とコメントしています。(ソース: iSuppli: Sony Gets One Step Closer to Breakeven Point with Latest PlayStation 3 Design via Joystiq)


【関連記事】
PS3の製造コストは70%削減、1台あたり約2万3000円に?
ソニー、PS2ソフトの互換性を可能にするCellのエミュレーション技術を特許出願
アメリカ空軍、2200台のPS3を購入予定。軍内部のシステム開発や研究目的に
250GBモデルのPS3 Slimが11月3日から北米にて販売開始
『Modern Warfare 2』は600万本!11月の北米ハード&ソフトセールスランキング
ブラジルでPlayStation 2が正式に発売。お値段は4万円以上…
《Rio Tani》
【注目の記事】[PR]

家庭用ゲーム アクセスランキング

  1. 高評価海洋ADV『デイヴ・ザ・ダイバー』も!「PS Plus」2024年4月度ゲームカタログ追加タイトル配信開始

    高評価海洋ADV『デイヴ・ザ・ダイバー』も!「PS Plus」2024年4月度ゲームカタログ追加タイトル配信開始

  2. 誰もいない星を探索する『Europa』、スイッチ版の配信決定!広大で鮮やかな世界を駆け巡れ【Indie World 2024.4.17】

    誰もいない星を探索する『Europa』、スイッチ版の配信決定!広大で鮮やかな世界を駆け巡れ【Indie World 2024.4.17】

  3. 『Stellar Blade』主人公イヴの1/4フィギュアが制作中。完成前でも分かる美しすぎるボディライン…

    『Stellar Blade』主人公イヴの1/4フィギュアが制作中。完成前でも分かる美しすぎるボディライン…

  4. 『Rise of the Ronin』武技全般の性能が上方修正!壁際での戦闘におけるカメラの修正も

  5. 「PS Plus」ゲームカタログ、一部FFシリーズの提供終了が近づく『FF7』『FF10/10-2』など7タイトルが対象

  6. リヴァイアサンも登場する『FF16』DLC第二弾「The Rising Tide《海の慟哭》」配信開始!―広大なミシディアに眠る「悲劇」と隠された歴史

  7. 人気恐竜サバイバルリマスター『ARK: Survival Ascended』PS5パッケージ版が本日4月18日発売!ビギナー向け「序盤攻略サバイバルガイド」も公式サイトで公開

  8. お紳士様の憩い場『バニーガーデン』早速話題を集めXトレンド1位に―購入した人だけが楽しむためにASMRシーン配信禁止など動画配信のガイドラインも公開

  9. お紳士の憩いの場で恋愛を育む『バニーガーデン』スイッチ版配信開始! Steam版配信日も近日発表

  10. 己の失敗と向き合う時が来た…PS5/PS4版『Darkest Dungeon II』7月15日配信決定

アクセスランキングをもっと見る

page top