X10: タッチ機能、武器進化、Co-op搭載『Fable III』のディテールが一挙公開

* ゲームの舞台は高度に産業化したAlbion。

* 前作Fable IIの息子または娘が本作の主人公。

* 前作のセーブデータを引き継ぐことで若干ストーリーに影響を与える。

* ゲーム開始時、主人公は名もないただの人だが、人々の信頼を得ていずれ革命を起こすことになる。

* ゲームの中間地点で主人公はAlbionの王または王女になる。

* Albionの街は汚れてスモッグがかかり、通りはホームレスや飢餓で溢れている。工場では15歳くらいの少年が働く姿も。こうした描写はチャールズ・ディケンズの『オリバー・ツイスト』にインスパイアされている。

* この街を主人公の力で変えることができる。

* ゲームの前半、王になる前の主人公のもとに様々なキャラクターが現れ、「王になったら学校を建ててほしい」といった約束を交わす。ゲーム後半で主人公が王になると、同じキャラクターが再び登場し、約束を果たすようにせがんでくる。その約束を守るか、彼らの信頼を失うかはプレイヤー次第。

* こうしたプレイヤーの判断は、Peter Molyneux氏いわく「最もエモーショナルな機能」で、ICOにインスパイアされたというタッチコマンドを使うことによって行われる。

* タッチコマンドは左トリガーを押して発動。

* タッチコマンドのアクションは、叱ったり、抱きしめたり、なだめたり、手を握ったり、その時の相手の感情や状況によって変化する。

* 主人公が娘を連れて酒場にいくと、「お父さん、酒場だよ！ここにはもう来ないってお母さんと約束したはずだよ！」と話しかけてくる。つまりAIは現在のシチュエーションを常に認識している。

* 主人公が物乞いの手を取って歩き出す別のシーンでは、夕食に誘ってくれるのだと考えた物乞いがはじめは感謝しているが、実は救貧院に自分が売り飛ばされるのだと気付くと、次第に怯えはじめ、最後は主人公の手を振り払って逃げ出そうとする。

* タッチコマンドは物を調べたり戦闘でも使用することになる。詳細は不明。

* 使用する武器によって主人公の体型が変化する。しなやかで長身の女性キャラクターになりたいなら、軽い剣を使った方がよい。巨大な斧を使い続けるとキャラクターは自然とがっしりした体型になっていく。

* Molyneux氏いわく「新しい武器を考えるのはもう飽きた」ので、プレイヤーは自分だけの個性的な武器を作り出すことができる。

* 全ての武器は最初普通の形状だが、プレイヤーの使い方次第で見た目が変化し、レベルアップもする。例えば、Hobbesを殺せば尖った形に、スケルトンなら骨状に、Hollowmenなら切れ味が悪くなり、罪なき者を殺せば血に染まる。使えば使うほど変化していく。

* 武器はプレイヤーのゲーマースコアに応じて進化し、他のプレイヤーと交換することも可能。武器にはプレイヤーが名前を付けられる。

* 戦闘システムは多くのフィニッシングムーブがフィーチャーされており、主人公がどれほど悪者かによってゴア表現が変化する。「悪のプレイヤーはより多くのゴア表現を求めるが善のプレイヤーはそうではない。それは彼ら自身が選択することであり、彼らの武器が調整してくれるでしょう」by モリニュー氏。

* ゴア表現が激しいため10代のプレイヤーにはふさわしくない。

* 主人公の善悪によって、角と羽の生えた悪魔のような姿になったり、天使のような姿に変化する。

* 詳細は不明ながらCo-opプレイをフィーチャー。シングルプレイでできるほとんどのことはCo-opでも体験できる。

* Co-opプレイでもお互いにタッチコマンドを使うことができる。

* HUD（インターフェース）が簡略化されており、ヘルスバーや経験値が画面上に一切表示されない。ダメージはFPS風の画面効果で表現される。「Fuc*ingなヘルスバーなんて必要ないでしょう」by モリニュー氏。（人々を本気で怒らせる要素とは、どうやらこれのことだった模様）

* 経験値オーブがなくなったFable IIIでは、信者や部下によって主人公の偉大さが決まる。

* 権力のある女性と結婚すれば彼女の部下を支配下における。戦いで腕前を発揮すればそれに感動した相手が部下になることも。

* 詳細は不明ながら王になることである2つの大きなゲームプレイ要素が使用可能になる。

* 王は莫大な財宝を管理する。

* Aroraという名前の2つめの大陸が存在。

* Fable IIIは通常のXbox 360コントローラー用にデザインされているが、Project Natalに関連したサプライズも用意している。

* 犬。