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海外レビューハイスコア 『FIFA 11』vs.『PES 2011』

家庭用ゲーム Xbox360


北米では9月28日に発売のFIFA 11(FIFA Soccer 11)と、10月19日に発売のPro Evolution Soccer 2011(PES 2011/ウイニングイレブン2011)。今回は海外レビューハイスコア番外編として、両者のPS3/Xbox 360版の主要サイトレビューを紹介します。

FIFA vs. PES――日本以上に、海外ではクラシコやダービーといった雰囲気ただよう毎年秋のマッチアップ。ここ数年は改革路線が結実したFIFAと、経年劣化が指摘されていたPESという論調で進んできました。今年はどうだったのでしょうか。

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■ CVG
FIFA 11: 9.7/10
我々の結論として、あなたにお決まりのセリフを言いましょう。「FIFA 11はこれまでで最高のフットボールゲームです」。ゆっくりとしたビルドアップと、素早いキラーパスの融合。巨大で屈強なディフェンダーと、ほっそりしたスピードスター(両者の違いはすぐに分かります)。ちょっとした微調整をのぞいて、EA Sportsがこれ以上改善できる何かがあるとはとても思えません。

PES 11: 8.5/10
最大の失望は、いまだに雰囲気とライセンスの欠如、そして時折みせるぎこちない動きです。多くの場面でリアルという感じはしません。FIFAファンはPESを楽しめないでしょうが、往年のPESファンはシリーズ独特の癖の多くを愛するでしょう。ある意味ではそれら無しではPESではない。新しいスタイルのプレイに最初はいらだってコントローラーを投げるかもしれません。しかし最終的にこのアシストオフのシステムの追加によって、PESは新鮮で興味深いチャレンジとともに、完全に新たな局面に突入します。


■ IGN
FIFA 11: 8.5/10
FIFA 11には、FIFA 10がなし得たような大きな前進はありません。AIの認識不足でちょっといらいらしましたし、Be A Proの結果が引き継げないというのも本当にいやなことでした。しかし、FIFA 11はスポーツファンにとって洗練されたサッカー経験と同時に、強化されたフィジカル・インタラクションやソリッドなオンラインを提供してくれます。言い換えれば、もしオン/オフでたっぷり遊べて素敵な機能も備える素晴らしいサッカーゲームを探しているなら、FIFA 11が来年まではその探求を止めてくれるでしょう。

PES 11: 9.0/10
昨年の再起動で確かな進歩を感じ、そしてPES 2011でそのポテンシャルを形にしたと感じます。楽しさに加え、操作性、アニメーション、AI強化によってもたらされたリアリズムは、この製品をさらに魅力あるものにしています。戦術の柔軟性とオンラインのマスターリーグという追加要素を見れば、PESの復調が歓迎されるのを見るのも容易いはず。FIFAのさらなるリアリズムの追求を好む人もいるかもしれませんが、お手軽な楽しさと激しさについて、今年はPESの方に一票を投じます。


■ GameSpot
FIFA 11: 9.0/10
FIFA 11は、これまでのどのFIFAシリーズよりも遊びやすく、洗練されていて、特徴が満載。
GOOD: ゲームプレイには深みが加わった。Career modeはManagerとBe A Proのベストミックス。新しい11人対11人のオンラインはグレイト。
BAD: 新しいオンラインモードは無し。Career modeはリアリティに欠ける。相対的に見て新要素がほとんどない。

PES 11: 8.0/10
シリーズの中でもトータルの再起動がなされ、改善されたゲームプレイとグレイトな新機能を提供してくれている。
GOOD: ディープになったゲームプレイ。オンラインマスターリーグなどの新しいゲームモード。改善されたビジュアル。エクセレントなアンロック追加要素。スタジアム、チームロゴ、トリックなど充実したカスタマイズオプション。
BAD: オンラインでのコンテンツシェアが無い。ファウルが発生し過ぎる。未だにライセンスの無いチームが多い。実況/解説がイマイチ。


■ VideoGamer
FIFA 11: 9.0/10
もしあなたが既にFIFA 10を持っているなら、FIFA 11は購入を正当化するには十分でないかもしれない。しかし紙上では小さい変化も、ピッチ上では目に見える違いを生むこともある。前作よりさらにリアリスティックに感じられる一方で、新機能も少しばかり提供してくれる。昨年のゲームでも十分だが、それによって、2010年のベストスポーツゲームになりうる作品を見逃すことになるだろう。

PES 11: 7.0/10
率直に言って、PES 11は良いゲームだ。Xbox 360/PS3でプレイしたPESでは最高作で、正しい方向への第一歩だが、しかし打倒FIFAとはなっていない。EA SportsはFIFAの変化を何年も前に始めて、今ようやくその投資が実って毎年報いている。一方で、PES 2011はシリーズの“ニュー・ビギニング”を始めたばかりのように感じる。ファンは多くのポジティブな要素を見つけるだろうが、日和見主義者であれば、まだEAの方を選びたがるだろう。


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後発ということもあり、PES 11の方でFIFA 11との比較が盛んに行われています。どこも共通しているのが、「PES 11は大きな変化があり、FIFA 11はあまり変わっていない」というもの。FIFAはこの数年で革新を遂げており、11は熟成路線。PES 11は今まさに変わろうとしている過渡期の作品という扱いが多いようです。

FIFAはシミュレーターとしての色合いをさらに強めており、今回は見た目だけでない選手の個性にも手を伸ばしました。リアリズムの追求によって激しさが失われたという指摘もありますが、全体としてはおおむね歓迎されています。一方で新要素がほとんど無いという点は不満の声多数。

PESは“再起動”というワードで大胆な変化がポジティブにとりあげられている一方で、どこもマイナスにしているのはライセンスの欠如とコメンタリーです。特に実況&解説についてはどこでもさんざんな言われようで、レビュースコアの減点に一役買っていますが、この点に関しては日本版では無問題でしょうか。



継続のFIFAと革新のPES。特に08-09あたりとは完全に立ち位置が逆になってしまった両者。来シーズンの対決も楽しみですが、一方でリアリズムを追求するFIFAと“らしさ”を失わないPESでは、意外と棲み分けが出来てくるのかもしれません。(ソース:metacritic; FIFA 11, PES 2011)


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《Kako》

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