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伝説の名作が完全日本語化され360/PS3へ!『DOOM 3 BFG Edition』プレイレポ

家庭用ゲーム Xbox360


かつてFPSの代名詞として多くのゲーマーを魅了した名作『DOOM』シリーズが、『1』『2』『3』のコンプリートパッケージ『DOOM 3 BFG Edition』となってXbox 360/PlayStation 3プラットフォームに新登場。ベセスダ・ソフトワークスがテキストから音声まで完全日本語化した11月22日発売の国内版を、一足早く体験出来たので、『Doom 3』のキャンペーンを中心にプレイレポートをお送りしたいと思います。


『1』『2』では、撃って撃ってのハイスピードシューター的な撃ちまくりFPSでしたが、『DOOM 3』ではサバイバル要素が強調され、圧倒的に視界の悪い暗闇の中を一歩一歩慎重に進んでいくホラーアドベンチャー的なFPSとなっています。




火星にて発見された貴重な資源を人類発展のため研究・有効利用する目的で設立されたUAC(ユニオンエアロスペースコーポレーション)、その基地施設を警護する保安部隊の補充兵として招集された海兵隊員がプレイヤーの操る主人公となります。

 基地の休憩ラウンジに置かれた某人気格闘ゲーム筐体を模したアーケードマシン。ちゃんとプレイすることができ、この「Puncher 3」以外にも「Hellanoid」などがあります。



着任早々上官のケリー曹長に呼び出され、研究員のジョナサン・イシイ博士が行方不明のため、現場の状況把握を兼ねてその捜索を命じられます。そして博士を発見し事情を聞こうとした瞬間、火星を舞台とした地獄のサバイバルの幕開けとなるのです。


操作方法は、FPSタイトルの標準的な操作方法に準じたシンプルな物となっており、各設定は4種のプリセットから選択する方式。各ボタンの個別設定や、“屈む(ホールド)”から“屈む(トグル)”への切り替えなどはなく、PCというユーザーフレンドリーなプラットフォームで誕生した『Doom』シリーズということを考えると、操作方法を細かく設定出来ないのはいささか残念な仕様です。

 情報記録媒体のPDA。本作の舞台となる基地施設に在籍する人間は必ず1台所持し様々な用途に活用している。プレイヤーの行動可能エリアを決めるIDコードとしても機能し、プレイ中進入不可のエリアへ進むため、度々探し回る破目になります。

本作の重要人物であるマルコム・ベトルーガー。基地で行われる数々の研究を指揮している彼ですが、その研究によってUAC基地が地獄の惨劇に。



オリジナルのPC版では武器とフラッシュライトの同時使用は出来ませんでしたが、今回『BFG Edition』となるにあたり、ライトをオンにしたまま武器を使用して攻撃出来るよう変更されています(アーマーの左肩にライトが装着)。ただし、ライトはチャージ式なので(約30秒の連続点灯が可能。オフにすれば数秒でフルチャージ)、戦闘中、意図せずオフになってパニックになることが間々あります。

 最も多く出現する敵インプ。遠距離ではプラズマ球を投げて、近距離では飛びかかって攻撃してくる厄介な相手です。キャンペーン中盤以降、複数&複合で襲ってくるので瀕死の目に遭わされること度々。

 こういった如何にもといった場所には必ずと言っていいほど罠が仕掛けられています。アイテムを取った瞬間敵が多数出現、しかも大抵の場合、応戦しながら後退する退路にも敵が出現し背後から攻撃されて死亡ということが多々あるので注意が必要です。




登場キャラクター&イベントシーンの会話に、探索・戦闘中に響いてくる怒号・叫び声まで、素人っぽさの無い、納得の日本語吹き替えとなっています。勿論、表示されるほぼ全てのテキストも日本語化され、録音メッセージ&メールが重要なヒントとなる場合でも、問題無くプレイすることが出来ます。ただし、同じ声優さんが幾人かの音声を掛け持ちしているのですが、その音声データ量から考えると仕方なしといったところでしょうか。

 様々な場所に設置され武器や補給物資が収められた保管庫。開けるにはアクセスコードを知る必要があり、それらは発見したPDAに記録される録音メッセージ&メールなどから得ます。日本語ローカライズの有り難さが身に沁みる瞬間です。

 あまり多く同行してくれる機会はないですが、とても頼りになるサポートマシンのセントリーポッド。某映画登場のR2-D2のような声に、プレイヤーを探しに来る仕草がとても愛らしい、本作で唯一の癒しキャラです。

 シリーズではマスコット的存在のチェインソー。近接用の強力な武器ですが、昨今のFPSでは標準となっている「ボタン一発で一撃近接」という使い方が出来ない、切り替えて使うタイプの近接武器なため使い所が難しいです。これを使いこなせるプレイヤーは玄人?





本編から2年後のストーリーが展開される『Resurrection of Evil』では、「アーティファクト」「グラバー」という2つの新しい装備によって、よりアクション性の増した戦闘を楽しめるようになります。また『Lost Mission』では、『BFG Edition』用に開発された全7ステージとなる、本編キャンペーンにて全滅したとされるブラボーチームの生き残りとしての新シナリオをプレイすることが出来ます。勿論、音声・テキストは完全に日本語化されています。

 ボスクラスの敵も勿論登場します。どのタイプの敵も耐久力が高い上、特有で強烈な攻撃を仕掛けてくるので、温存していた強力武器で対抗したい所。

 最強の武器BFG-9000。エリアを隈無く探索し、ちょっとした機転を利かせれば強力な武器を通常より早期に入手出来るようになります。



プレイしていて最も気になったのはUIの不親切さで、突拍子もなく行われるオートセーブによる強制停止などは、それまで没入し張り詰めていた緊張感、高揚していたドキドキ感がリセットされてしまうように感じ、設定でオン/オフ出来ないのが非常に残念でした。自由に割り振り出来ないコントロール設定や、サブ・特殊系武器を選択・使用した後瞬時に前メイン武器に戻す操作が無い、15個までしかセーブを残せない等の仕様もそうですが、ファンアイテムとはいえユーザーフレンドリーに作って欲しかったと思います。

そういった不満はあるものの、お化け屋敷的ドキドキ感を存分に味わえるゲームプレイは流石と言え、山場となるキャンペーン終盤などでは、絶え間無く死角から襲い来る敵への緊張感でクタクタになること必至です。プレイし始めると止まらない『1』『2』に、『3』の拡張シナリオを含めたボリュームを考えると、その低価格設定に本気で感嘆します。コレクションとしては勿論、お化け屋敷が大好きなプレイヤーにもオススメのタイトルです。

尚、本作のマルチプレイですが、海外版のプレイヤーと共にプレイすることは可能ですが、『Doom』『Doom II』では、Xbox 360版のみ対戦・協力プレイが可能で、『Doom 3』では、両機種とも対戦プレイのみが可能です。『Doom 3』のキャンペーンは協力プレイが出来ない仕様となっています。


※本レビューにはPlayStation 3バージョンを使用しました。

【製品情報】
タイトル: 『DOOM 3 BFG Edition』
発売予定日: 2012年11月22日
価格: 3,800円(税込)
対応機種: Xbox 360/PlayStation 3
ジャンル: ファーストパーソンシューティング
CERO審査: 「Z」18歳以上のみ対象
ローカライズ: 日本語ボイス・日本語テキスト
プレイ人数:
* 360版 オフライン時1〜4人 / オンライン時2〜4人
* PS3版 オフライン時1〜4人 / オンライン時2〜4人

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《Ten-Four》

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