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映画版『Deus Ex』は「ゲーム映画」ではなく「サイバーパンク映画」になる−C. Robert Cargill

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海外CraveOnlineが、映画版『Deus Ex』製作の指揮を執るScott Derrickson氏とC. Robert Cargill氏にロングインタビューしています。この両名は、2012年に公開された映画『フッテージ(Sinister)』 でも脚本を共著するなどしたコンビです。

情報元全文のなかから一部抜粋すると:

「最も重要な指針とは、私達がビデオゲーム映画を作っているのではなく、サイバーパンク映画を作っているということだ。私達はビデオゲームにおいて何が機能し、逆に機能しなかったのかを調べてきた。そして、私達が本当に壊そうとしていることが、想定する観客が本当に望むものであり、そうした『Deus Ex』を愛する観客こそが映画版『Deus Ex』を観に外へ足を運んでくれるんだ。」

「ゲーム内の出来事をさらに拡張することができるし、ゲームそのものもとても映画的なストーリーだから各々の要素から始めてエッセンスを抽出するのもじつに簡単だ。しかしながら、この核心的部分について、私達はつねにお互いに言い聞かせているんだ。"ビデオゲーム映画を創るんじゃないぞ、サイバーパンク映画を創るんだ。"とね。私たちはずっと前から大のサイバーパンクファンで、よく盛り上がる。なぜなら、『Deus Ex』製作を始めるにあたって、その行為こそが真のサイバーパンクへ到達させてくれるからだ。Eidos Montrealはじつにサイバーパンクの何たるかをよく理解しているし、唯一のサイバーパンクゲームを作り上げた。それは素晴らしいことだし、私達はそれに順応する充実した時間を過ごすことができた。」

もうこの時点でサイバーパンクとは一体何なのか?と言った気持ちになる方も少なからずいらっしゃるとは思いますが、それについてはScott Derrickson氏直々にインタビュー中で「サイバーパンクは難しい」と明言しているあたりから、致し方のないことのようです。

また、映画『Deus Ex』の教訓にするかしないかは別として、親しみを感じたり、敬意をもって楽しむことができるビデオゲーム映画はあるか?といった問いについては、C. Robert Cargillは『Mortal Kombat』と即答。ただし、「Mortal Kombatは誰が創ってもいいビデオゲーム映画になりうる。なぜなら、ゲームのエッセンスを捉え、それを望む観客へ提供するからだ。だが、それではまだ偉大な映画とは呼べない」と注釈を加えています。

長い対談のなかでも興味深いのが「ゲームムービーではなくサイバーパンクムービーを作るつもり」と強調している点。同ゲームシリーズはサイバーパンクな世界観が特徴であり、同属性の金字塔的映画作品『ブレードランナー』がしばしば比較対象として挙げられることから、別段不思議なことではないでしょう。

ただ、映画化にあたって原作ゲームの設定にいくらか囚われた作品が思い当たることをふまえると、ちょっとした独立宣言のようにも聞こえます。SFでいわゆる"原作レイプ"行為といえば、名作『2001年宇宙の旅』の「クラークはキューブリックにレイプされたのだ。」「それはちがう。レイプはおたがいさまだったよ。」のやりとりで知られるように、単純な映画化ではサイバーパンク的信義と慣習に悖るという意思表示なのかもしれません。

情報元は、SFやサイバーパンクファンかつ『Deus Ex』ファン向けの内容となっています。『ブレードランナー』、『エイリアン』、『マトリックス』あたりに強い思い入れのある方はチェックしてみてください。何それ演劇?な方向けにはSteamで『Deus Ex: Human Revolution』が配信中、価格は19.99ドル。和製ゲームでいえばコナミ『スナッチャー』がオススメ。(ソース: CraveOnline via PC Gamer)【関連記事】 『Deus Ex』とコラボした『Hitman Absolution』DLCトレイラーが登場
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《Gokubuto.S》

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