パリで開催されたQuantic Dreamのスタジオイベントにて『Beyond: Two Souls』のゲームプレイフッテージを含む幾つかのディテールが明らかとなりました。海外サイトにて、イベント中に披露された序盤のゲームプレイの様子や全体のディテールが伝えられているので、要点をひとまとめにしてご紹介します。
尚、例によってネタバレの可能性も含むため観覧には充分ご注意下さい。
- 主人公JodieとAiden
- 心霊現象を懸念する両親によって主人公Jodie Holmesは8歳の頃に施設へと送り込まれた
- Jodieのナーバスな幼少期から大人になるまでの15年間の成長が描かれる
- Jodieの中に眠る目に見えないスピリチュアルな存在Aidenは、ときに暴力的になったり激しい感情を表す
- JodieとAidenの両方操作可能となり、常に2人を切り替える事が出来る
- Jodieの操作時は物理的な現実世界、Aidenはスピリチュアルな世界となる
- Aidenは一人称視点で空を飛び回る事が出来る
- Willem Defoe演じる親切な研究者NathanによってJodieとAidenの事を学ぶ
- 最初の実験室では、離れた部屋で女性が引いたカードを当てる透視実験が行われる。その際キャラクターをAidenに切り替え、ガラスをすり抜けてカードを的中させる。
- 椅子を破壊したり、女性を窒息死させようとしたりと実験中Aidenの様子がおかしくなる。
- 40分のロングシーンでは高架下で小規模なホームレスグループとして生きるJodieが描かれる。そこでは自殺未遂、火災から逃げる人々、強盗、カップルの喧嘩、出産といった憂鬱な描写で路上の命について語られる。
- 正確に伝えるのは難しいものの『Beyond: Two Souls』のストーリーは『Heavy Rain』より長く、プレイヤーの選択によって12〜15間程になる。
- プレイヤーの選択と結果がゲームに大きな役割を果たすが、プレイ中にストーリーラインが変わった事を明確に知らせるサインは無い。
- 移動は左スティック
- QTEは右スティックを使用し『Heavy Rain』と異なる新システムを採用。
- オブジェクト等のプレイヤーが干渉出来るものには小さな白いドットが表示される。
- 戦闘時はバレットタイムの様なスローモーション演出が加えられ、右スティックで防御や攻撃を繰り出す。
- モーション撮影は12ヶ月に渡り行われ、トータルで300を超えるキャラクターと23,000を超えるユニークなアニメーションが出来上がった。
- ドアを開けるという動作一つでもシチュエーション毎に異なり、使いまわされる事も無い。
システム
その他
※UPDATE:プレイ動画を追加しました。
【関連記事】ウィレム・デフォーが出演!『BEYOND: Two Souls』の最新映像が解禁、日本語字幕版も
『Heavy Rain』や『Beyond Two Souls』の作曲家Normand Corbeil氏が死去
『Heavy Rain』のQuantic Dream、『Beyond: Two Souls』に新エンジンを採用した理由を語る
シリーズ続編『Beyond Good & Evil 2』の開発状況についてUbisoftがコメント
David Cage氏がPS3『Beyond: Two Souls』の開発近況を報告