『Warframe』はカナダのDigital Extremes社が開発運営する三人称視点のアクションシューティングです。プレーヤーは戦闘種族「テンノ」の一人となり、様々な能力を持つ強化外骨格「ウォーフレーム」を駆使してミッションを遂行していきます。すでにWindows版(https://warframe.com/)がリリースされており、こちらもF2Pゲームとなっています。
各ウォーフレームは二種類の銃器(ライフルとピストル)と刀で武装しており、通常項羽劇に加えて射撃なら狙い撃ち、近接戦闘なら大切りが可能。タッチパッドを上下左右に指でなぞれば、4種類の必殺技も繰り出せます。 激しいアクションをしながら指でスライドするのは、ちょっと慣れが必要ですが、慣れれば間合いを計って的確に繰り出せるようになりました。
このほか歩行やダッシュ、ジャンプなどに加えて、スライディングしながら銃撃といったアクションもくりだせます。ウォーフレームのスタイリッシュなフォルムに加えて、射撃と近接戦闘を織り交ぜながら戦っていくスタイルが特徴的。SF忍者アクションゲームと言えばわかりやすいでしょう。
会場では4台の試遊台にそれぞれ異なるキャラクター(=ウォーフレーム)が割り当てられており、協力プレーが楽しめるようになっていました。同じステージ上で何度も敵が波状攻撃を仕掛けてくるので、協力して敵を撃退していくという内容です。遠距離の敵には銃器で攻撃し、近づきながら敵を刀で一刀両断。飛び散る肉片や切断面の描写などが生々しく、このあたりにPS4のマシンパワーを感じた次第です。
また敵にやられて体力がつきてしまっても、瀕死状態のままで腕を動かし、ピストルによる射撃が可能です。味方が回復してくれれば、再び戦線に復帰できます。体力が完全にゼロになると復活できませんが、幸いにもデモ版では難度が甘めに設定されており、そうした状態になることはありませんでした。
武器は合計で70種類が用意されており、使用するたびに経験値が溜まってレベルアップしていくとのこと。また運営開始後もアップデートで武器が増加していくとのことです。ウォーフレームが異なっても、使える武器に制限はなし。ゲームモードは11種類で、いずれも協力プレーのみ。エネルギーな銃弾などのアイテムがあり、マップ上に落ちているものを拾って使用する形になっていました。
なおWindows版では、 無課金でもすべての武器が使用できるなど、特に問題なくプレーできます。その一方で課金すると武器の所持スロットが増えたり、ウォーフレームを装飾したり、経験値や報酬が増えるなどの特典が得られるなど、「より快適にプレーできる」仕組み。プレイステーション4版でも基本的に同様の方針がとられるようです。
このほかE3に先立って配信された公式リリースによると、iOSとAndroidのスマホやタブレットに対応し、セカンドスクリーンで楽しめるとのこと。重要ミッションや生産・建築などのインベントリのアラートに使用したり、友達とのゲームセッションのスケジュールを立てたりするなどの使い方が可能になるようです。
すでにWindows版でリリース済みのタイトルではありますが、プレイステーション4を買えばリビングのテレビでより快適に、しかも無料でゲームがプレーできるというのは、わかりやすい販促メッセージではないでしょうか。本体の「機能見せゲーム」としての意味合いも大きく、「買ったら落とす」タイトルとして最適のように感じられました。
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