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『The Bureau: XCOM Declassified』の国内版が8月23日に発売決定、ハンズオンプレビューもお届け

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昨年10月、およそ18年振りの歳月を経て復活し、世界各国のゲーマーから高い評価を得た『XCOM Enemy Unknown』を皮切りに、90年代のクラシックフランチャイズ『XCOM』が本格的な再始動を遂げました。

『XCOM: Enemy Unknown』に続くフランチャイズ作品として、水面下で開発が進められていた『The Bureau: XCOM Declassified』。今年4月の正式発表まで、表舞台へ一切情報が解禁される事の無かったシリーズ初のシューター作品が、いよいよ日本でも今月8月23日にリリースされる事が決定しました。

今回Game*Sparkでは、Take Two Interactive Japanのオフィスにて、発売に先駆け一足早くゲームを体験する事が出来たので、そのハンズオンプレビューをお届けします。

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レトロと近未来が合わさった異質の世界観


『The Bureau: XCOM Declassified』は、近未来の侵略戦争がテーマの本家『XCOM』と異なり、1960年台の地球というシリーズでは異質ともいえる珍しい時代背景を採用している事が特徴の1つです。

ゲームに登場する街並みやキャラクターの容姿は当時を再現し、全体的にノスタルジックな趣きですが、街中の至るところにアウトサイダーが残したハイテク武器やテクノロジーの痕跡が残されており、不気味なアンバランスさを演出しています。例えば、西洋風のレンガ作りの広場でドローンや巨大ポットを撃退。理容室を抜けた先がエイリアンの巨大戦艦……。といった具合に、レトロと近未来がごちゃまぜになった、過去類を見ない独特の世界観が大きな魅力。


プレイヤーは、突如地球に現れたエイリアン“アウトサイダー”に立ち向かう特別捜査官のウィリアム・カーターを操作しながら、彼らが地球を侵攻する真の目的や、これまでのシリーズでは語られる事の無かった最高機密組織XCOM創立の背景を知ることになります。

本作は、これまでの『XCOM』と比べて、ストーリーパートに特に力を注いでいる印象。主人公カーターとその家族に隠された暗い過去を回想するシーンなど、主要キャラクターの人間ドラマを描く伏線が序盤から多数散りばめられていました。ミッション中や合間に挟まれる作戦本部での会話や選択肢もかなり豊富で、中には「取り残された民間人を救出するか否か」といったものも存在し、場合によっては会話によってストーリーが分岐する事もあるかもしれません。

本家シリーズに匹敵する戦略要素


元々がターンベースストラテジーのシリーズという事もあり、『The Bureau: XCOM Declassified』は一般的なTPSタイトルに比べて、戦略性に最重点を置いた戦闘システムを採用。今回は、その戦闘パートについて詳しく解説をしていきたいと思います。

前項でもご紹介した通り、メインで操作するのは主人公カーターとなりますが、本作ではチーム単位での行動がフィーチャーされており、プレイヤーは、カーターの他にも2名のエージェント(チーム隊員)を選択し、合計3人で編成される小隊をコントロールしながらミッションを遂行していきます。

最序盤のミッションでは、予め決められた仲間と共に行動するのですが、チャプター2以降は自由にチームを編成する事が可能に。エージェントは、それぞれが個別のスキルや特技を持ち、大きく分けて以下の4タイプが存在。


コマンドー
前線で戦う事を得意とし、敵を引き付ける“挑発”スキル等を持つ。

支援兵
範囲上の仲間の能力を一時的に上昇させる“戦闘刺激剤“など、その名の通りサポートを重視したスキルが多い。

工兵
範囲内の敵を攻撃し続ける“レーザータレット”や“地雷“といった設置型スキルに強いエージェント。今回のプレビューでは、特にレーザータレットが頼もしい活躍を見せてくれました。

偵察兵
空中を飛ぶドローンなどに有効な“狙撃”や、一定時間自分の姿を消す“クローク”、範囲型攻撃“砲撃要請”など、サポートと攻撃両方を遠距離からこなす。

今回のプレビューでは序盤という事もあり、実際に使用出来るスキルは少なめでしたが、本家同様、戦闘を繰り返す内にキャラクターがレベルアップしていき、スキルも次々と増えていく仕組み。


この他、チームの司令官に当たるカーターは、仲間全員のライフを回復するスキルや、カバー中の敵を無防備な状態で空中で拘束する“リフト”等、特別なスキルが使用可能です。

各エージェントの持つスキルをいかにして組み合わせていくかが大きなポイントで、高所を陣取った場合は階段に地雷やタレットを設置して敵の接近を防ぐ。挑発で敵を引きつけている間にクロークを使用した偵察兵がサイドから攻撃。といったように、各ロケーションで有効な戦略を常に考えながら有利に戦闘を運んでいくのが最も重要な要素。また、カーターのリフトで敵を空中で拘束させ、その隙に偵察兵で狙撃する。といったチーム連携で敵を倒した場合は、コンボキルが発生するので積極的に狙っていくのも良いでしょう。

リアルタイムの戦況把握が鍵となる“バトルフォーカス”


本作の戦略要素を決定付けるシステムとして、“バトルフォーカス”という機能が存在します。ゲーム中は常に3人で行動する為、仲間の攻撃指令やカバーポジションの設定など、例え激しい戦闘中であっても全てリアルタイムで行わなければなりません。

そこで活用するのがこのバトルフォーカスで、使用中はゲーム速度が大幅に低下し、その際にスキルの選択や隊員への命令を一括で行う事が出来るというもの。ミッション中はバトルフォーカスに注意を向けて、有利なポジショニングを確保しながら敵を殲滅する事が基本的な戦闘の流れとなるでしょう。

バトルフォーカスは、まだ敵に発見されていない状態から先制攻撃を仕掛ける場面にも有効で、3人で敵を囲むような位置を陣取り、一気に片付けるといった『XCOM』シリーズの基本戦略もそのままの形で通用します。


難易度に関しても、本家同様コアユーザー向けの設計で、今回プレイした最低難易度ルーキーでさえも、敵の一斉砲撃でピンチに陥る場面が多々。とにかくチームでの連携がゲームの肝となるので、一人で前線に突っ込めば、ものの3秒で瞬殺されてしまう様なシビアなバランスです。また、一度死んだ仲間は二度と生き返らない“パーマデスシステム”もそのまま引き継がれており、ミッション中は常に緊張感の漂うプレイが続きます。

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約2時間程実際にプレイした見た感想として、PC版『Ghost Recon Advanced Warfighter』を更に忙しくしたシステムという印象で、シューターながらRTSにも近いプレイ感覚。

過去作は『Apocalypse』と『Enemy Unknown』を遊びましたが、ゲーム全体に漂う雰囲気はまさしく『XCOM』そのもので、ターンベースで見てきたシーンがそのままシューターとして味わえるのは、ファンにとって堪らない瞬間です。

尚、今回プレイした日本語版は、英語音声+日本語字幕という形で、カットシーンからイベントシーンまで全てローカライズ済みとなっていました。

『The Bureau: XCOM Declassified』はPCをプラットフォームに北米で8月20日に、国内では8月23日に発売予定。尚、日本ではコンソール版のリリースは予定されていないとの事です。

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《FURUKAWA》

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