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Xbox Oneの欧州地域におけるリリース遅延はKinectボイス機能のローカライズが原因、MS幹部が説明

足並みの揃わないDay Oneローンチに関し同社の製品開発部門トップAlbert Penello氏が触れ、今回の欧州地域での遅延は製造上の問題では無く、Kinectのボイス機能のローカライズが原因であると説明しました。

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今月15日、欧州8つの地域にてXbox Oneのローンチを先延ばしにすることを発表したMicrosoft。足並みの揃わないDay Oneローンチに関し同社の製品開発部門トップAlbert Penello氏が触れ、今回の欧州地域での遅延は製造上の問題では無く、Kinectのボイス機能のローカライズが原因であると説明しました。

Xbox Oneと同時にリリースされるKinectは、現行機Xbox 360で使用されている現在のKinectよりも大幅に認識精度が向上した新型。Xbox Oneは現時点で新型Kinectが同梱されたモデルしか発売が予定されていないため、新型Kinectソフトウェアのローカライズが間に合わなければ、その地域でのローンチは必然的に遅れることになります。

gamescom 2013にて海外メディアOfficial Xbox Magazineのインタビューを受けたPenello氏は、Xbox Oneのボイス機能はXbox 360のものよりも格段にエレガントで融和性が上昇しており、多くの場面でより素早く便利に使用することができるとコメント。

続けてローンチの遅延について「みな実は在庫問題が原因じゃないかと思い込んでいる」と一部インターネット上で囁かれていたとされる推測を否定し、「問題はローカライズだ。システムに何が不可欠なのか考えてみると、これは単に文章を統合するだけの問題じゃない」と、ボイス機能のローカライズに原因があったことを明らかにしました。

一方で6月に公式ブログXbox Wireで発表されたようにXbox Oneはリージョンロックを撤廃しており、Penello氏は「スイスみたいにドイツ語とフランス語を話す人々が居る地域では、彼らはドイツかフランスのコンソールを入手することができる」ともコメント。公式な言語サポートは出来ないものの、他の地域のコンソールを購入しても正常に動作することを強調しています。
《ishigenn》
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