海外でトレーディングカードゲーム「Unversal Fighting System」などを販売しているテキサス州のゲーム会社Jasco Gamesは、カプコン公認『ロックマン』ボードゲーム「Mega Man The Board Game」のクラウドファンディングをKickstarterにて開始しました。
同作は今年7月にもJasco Gamesとカプコンの間でライセンシングの契約が交わされていた公式ボードゲーム。今回のKickstarterキャンペーンでは初期目標額が7万ドルに設定されていましたが、流石『Mega Man』人気の根強い北米というべきか30日以上を残しすでに集まったPledge額は10万ドルを突破。限定特典バンドル「Ultimate Fun」を手に入れるため2,000ドル以上(20万円以上)を支払ったユーザー2名が登場するなど、順風満帆にクラウドファンディングは進行しています。
基本2-4人から拡張すれば最大8人までプレイ出来る「Mega Man The Board Game」は、各プレイヤーが異なるアビリティを持つヒーローを選び、デッキ構築も可能な40枚のカードセットを持ってスタート。各プレイヤーはプレイしたい「敵ステージ」を選択し、ヘックス(コマ)上のトークンに記されている「チャレンジ」をヒーローアビリティやカードでクリアすることでステージを攻略していきます。
各ステージの最後に待ち受ける「ボスバトル」に勝利したプレイヤーはさらに次のステージへ。最終的に所定の数のステージをクリアし、中央に位置するワイリー面へと侵入、真っ先にワイリーを倒したヒーローが勝者になるというルールが予定されています。
「Mega Man The Borad Game」では原作『ロックマン』のフィーリングとパーティーゲームが持つ興奮と交流を融合させたかったと語るJasco Games。上記のルールを筆頭に、例えばボスバトルで勝利すればそのボスの能力カードが入手できるなど、原作ファンも納得できるクオリティと仕掛けが用意されていることが頷けますね。
悪名高い北米版『ロックマン』とは異なり各キャラクターの姿はキュートかつクールに描かれており、日本でも欲しい人が居るであろう「Mega Man The Board Game」ですが、残念ながら現時点ではカプコンとの契約で北米のみが出荷対象地域になっているとのこと。一方でJasco Gamesは、今回のクラウドファンディングで十分な資金が集まった場合にはカプコンと協議しリリースする地域をさらに拡大したい考えを明らかにしています。
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