【GDC 2014】『私とOuya』Kellee Santiago氏が語る、ゲームとコミュニティーの関係 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

【GDC 2014】『私とOuya』Kellee Santiago氏が語る、ゲームとコミュニティーの関係

GDC 2014にてOuyaのデベロッパーリレーション部長、Kellee Santiago氏が『私とOuya』という講演を行いました。Ouyaとは何か。なぜ期待しているのか。個人的な立場から語りました。

ニュース 最新ニュース
【GDC 2014】『私とOuya』Kellee Santiago氏が語る、ゲームとコミュニティーの関係
  • 【GDC 2014】『私とOuya』Kellee Santiago氏が語る、ゲームとコミュニティーの関係
  • 【GDC 2014】『私とOuya』Kellee Santiago氏が語る、ゲームとコミュニティーの関係
  • 【GDC 2014】『私とOuya』Kellee Santiago氏が語る、ゲームとコミュニティーの関係
  • 【GDC 2014】『私とOuya』Kellee Santiago氏が語る、ゲームとコミュニティーの関係
  • 【GDC 2014】『私とOuya』Kellee Santiago氏が語る、ゲームとコミュニティーの関係
  • 【GDC 2014】『私とOuya』Kellee Santiago氏が語る、ゲームとコミュニティーの関係
  • 【GDC 2014】『私とOuya』Kellee Santiago氏が語る、ゲームとコミュニティーの関係
  • 【GDC 2014】『私とOuya』Kellee Santiago氏が語る、ゲームとコミュニティーの関係
GDC 2014にてOuyaのデベロッパーリレーション部長、Kellee Santiago氏が『私とOuya』という講演を行いました。Ouyaとは何か。なぜ期待しているのか。個人的な立場から語りました。

Santiago氏は元々、『Journey』や『Flower』を作ったThatgamecomapanyの共同創設者でした。ゲームを作るのが大好きでしたが、『Journey』の製作後、お金がなくて困っていたと語ります。なぜお金がないかを追求した結果、「パブリッシングモデルはパブリッシャーを優先させ、デベロッパーを利用する」ことが明らかになったとのことです。

それに気づいたSantiago氏は『Indiefund』というインディーゲームをインディーのままで支援し、もっとデベロッパー向けの契約を交渉してくれるよう奨学金を設立しました。

ですが、これもまだ足りなかったと言います。「もっと、デベロッパーのための市場を作りたい。私自身で何ができるのだろう」

そこでOuyaと出会いました。Ouyaのメッセージは「デベロッパー・フレンドリー・コンソール」デベロッパーのためのゲーム機。そして、ようやく開かれたリビングへの道。

今までのインディーゲームはパブリッシャーの制限によって、なかなか「リビング・ルーム」(いわゆるコンソール)に届かなかったのです。Ouyaはそれを変えることが出来ると、同氏が熱心に語りました。

Ouyaは他のインディーゲームスタジオと同じような雰囲気、同じような柔軟性を持ち、デベロッパーに最適なコンソールです。フィードバックをちゃんと聞き、それによってちゃんと進化していきます。そして何より、「コミュニティー」がちゃんと出来ていきますと同氏が説明します。

「オフィスアワー」というGoogle Hangoutを毎週行い、最近のOuyaの成り行き、デベロッパーの会話、コメントなどを受け付ける時間を作っています。その一方で、Ouya内のゲーム評価システムで「星8」以上のゲームは7つ以下のゲームの2倍の利益をあげていることに気がついたOuyaは、直接デベロッパーと話し合い、8つ以上のゲームにするにはどのようなことが必要かを共に模索しています。

「ゲームはコミュニティーなしでは生きていけない。そのコミュニティーの中心にデベロッパーとプレイヤーがいます。プレイヤーのコメントやフィードバック、それに対応するためにデベロッパーが必要とする柔軟性、すべてがOuyaでは実現できる。Ouyaはデベロッパーのためのコンソールですから」
《ハナ》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. 「にゃるら氏を外さないとアニメを中止する」『NEEDY GIRL OVERDOSE』アニメ発表直前にプロモーションから外されたにゃるら氏が声明【UPDATE】

    「にゃるら氏を外さないとアニメを中止する」『NEEDY GIRL OVERDOSE』アニメ発表直前にプロモーションから外されたにゃるら氏が声明【UPDATE】

  2. にゃるら氏投稿に

    にゃるら氏投稿に"多数の誤り"―TVアニメ化決定の『NEEDY GIRL OVERDOSE』についてWSS playgroundが反論

  3. 「State of Play 日本」11月12日午前7時から配信!国内&アジア産ゲームを40分以上にわたって特集

    「State of Play 日本」11月12日午前7時から配信!国内&アジア産ゲームを40分以上にわたって特集

  4. 「先行特許がある」―米国特許庁長官、2025年9月に任天堂が取得した「サブキャラクターを呼び出し戦わせる」『ポケモン』特許の再審査を指示

  5. 『GTA6』再延期に“何度も延期”の先輩『サイバーパンク2077』公式が助言?2020年のほろ苦いポスト

  6. 『NEEDY GIRL OVERDOSE』で知られるにゃるら氏、法人会社を設立へ―新作ゲーム2本と全13話のアニメ制作を予定

  7. 大規模に置き換え可能という考えは愚か―『バルダーズ・ゲート3』開発者がスクエニの「QA・デバッグの7割AI化」計画に苦言

  8. 名作・良作インディーが全て1,000円以下! 未解決事件を終わらせたり、重税を課されながら銃を撃ったり、不明の言語を解釈したりと多種多彩【eショップのお勧めセール】

  9. 英国政府「古いゲームの救済意義わかるが、法律での対応難しい」―サービス終了後もゲームをプレイ可能な状態に保つ「Stop Killing Games」運動、ついに質疑の壇上へ

  10. 『The Elder Scrolls VI』日々、開発中も「まだ長い道のりがある」。でもサプライズリリースの可能性も?

アクセスランキングをもっと見る

page top