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【E3 2014】ソーシャル機能が鍵となるか?進化を遂げた『DriveClub』

連載・特集 ゲームレビュー

【E3 2014】ソーシャル機能が鍵となるか?進化を遂げた『DriveClub』
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今年もLAコンベンションセンターにて実施され、大きな盛り上がりを見せた、E3 2014。最終日、SCEAがPS4にて発売を予定しているレーシングゲーム『DriveClub』についてのセッションをメディア向けに行いましたので、そちらの模様をお送り致します。

読者の方々もご存知かと思いますが、元々この『DriveClub』はPS4でのローンチタイトルとして予定されていたもの。直前に発売延期となっていましたが、つい先日、海外版の発売日が今年10月であると発表され、再度注目を集めているタイトルです。詳細は、ついに発表!『DriveClub』の海外リリース日を伝える迫力溢れるアナウンストレイラーで確認できます。

開発元であるevolution studiosのテクニカルアートディレクターのAlex Perkins氏と同社デザインディレクターのPaul Rustchynsky氏が登壇し、本タイトルについて実際にプレイデモを行いながら、ゲームの紹介を行ってくれました。



■ソーシャル性を活かすとさらに遊びの幅が広がる。もちろん一人でもOK


「本タイトルで肝となるのが”クラブ”を組むことである」とPerkins氏は語ります。クラブを組むことによりさまざまなベネフィットを得ることができるようです。具体的には、最大12名のプレイヤーでリアルタイムに競い合うオンラインレース機能の他、サーバーを通じて共有された各コースの平均速度やドリフト距離、コーナリング精度といったスコアを競い合うことが可能となります。また、スマートフォンアプリも用意されており、クラブに加入しているメンバーの近況をストリーミングで確認することができます。

オンラインのマルチプレイでは、リアルタイムでマッチングをするのではなく「メッセージ」(挑戦状のようなもの)を他プレイヤーに送り、時間を指定して対戦プレイをする仕組みをとっているようです。プレイヤーは指定した時間になるまでは、シングルプレイで遊んだり、メッセージのやりとりを楽しんだりすることができるます。


シングルプレイのキャンペーン(ツアーモード)は、順位を競うレースだけでなく、ドリフトを競うもの、タイムアタックを競うものなど多数用意されているとのこと。シングルプレイの場合でも、ソーシャル機能が活用されているようで、淡々と一人でプレイするのではなく「フェイスオフ」という機能が実装されており、他プレイヤーの記録(ゴーストのようなもの)と、コーナーや直線でのトップスピードを競うことができます。


クラブは合計6名で組むことができ、クラブを組む利点としては他プレイヤーが手に入れたポイントがメンバー全員に加えられるという機能があるとのこと。プレイヤーによっては、タイムアタックが得意であったり、ドリフトが得意であったりとそれぞれ得意分野が異なってくると思いますが、クラブを組むことでそういった部分も協力して補うことができるようです。

■車体のデザインだけでなく、風景、エンジン音までこだわり抜いた作品


車体デザインはもちろんのこと、エンジン音にもこだわりを持って制作をしたとのこと。実際の車体の中に16個程度のスピーカーを設置し、その音源をもとにゲーム内に反映をしているようです。


車体は55車種を現時点では用意しているようで、メルセデス・ベンツ、アウディ、BMWなど世界を代表する有名メーカーの車種が参戦しており、外装はもちろんのこと、内装にいたるまでPlayStation 4のグラフィック性能をフル活用して再現されています。解像度は1080p、フレームレートは30fpsとなっており、遅延などが起こらないようにこのような数値にしたということです。


収録されているロケーションは、スコットランド、ノルウェー、インド、カナダ、チリの5カ国で、場所によって天候も大幅に変わってくるようです。


例えば、ノルウェーでは猛吹雪の中を走行、スコットランドでは雨が降りやすい気候ということもあり、走行中に雨が降ってきます。


吹雪の中では、実際に周りの風景に雪が積もっていき、トンネル内に入った際には、風で巻き上げられた粉雪が車体から放たれるライトで確認することもできました(路面上には雪は積もらないようです)。


また、天候が雨の場合、コース上に水たまりが徐々に発生し、ヘッドライトの照り返しなどにも反応、かなりこだわり抜いたグラフィックになっていることが映像を見る限り伝わってきました。

■アーケード寄りのゲーム性で誰もがとっつきやすい操作感


カーデザインはプレイヤーの好みで変更することも可能ですが、車体の色を変更するなど基本的な部分になり、カスタマイズの変更によって車体の性能が上がる、といったことはないようです。


また、デモプレイとは別に、実際にSCEブースにて本タイトルをプレイしました。ブースにはPlayStation 4コントローラーの他にハンドルコントローラーを設置した試遊台もあり、かなりの人が集まっていました。操作性としては「ドライビングシミュレーター」というよりは、アーケード寄りの操作性に近いという感覚。とはいえ、フルスピードでコーナーに突っ込むとハンドルを切ることができず、すぐにコースアウトしてしまうなど多少の慣れは必要なものの、難易度の高い操作性を要求されるわけではないので万人が遊べるタイトルになるかと思われます。何よりビジュアル、サウンドがかなりリアルに再現されているため、クルマ好きでなくともディテールの部分に目がいってしまうことでしょう。


昨年のTGS2013出展時より、グラフィック,ゲーム性が大幅に上がっているように感じられた『DriveClub』。日本では発売は未定ですが、PlayStation 4のために作られたレーシングゲームということでレースゲームファンならずとも期待をしたい1本です。
《森元行》

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