先日たった3枚のスクリーンショットながらもSteam Greenlightにて大きな注目を浴びた岩シミュレーターこと『Rock Simulator 2014』。熱狂的なファンらの行進が続き、初となるトレイラーやプレイ映像が解禁、またIndiegogoにて開発資金調達のクラウドファンディングが成功を収めるなど、その後も残念ながら順調な展開を見せています。
なにかの3DモデルかMod紹介イメージにしか見えない3枚のスクリーンショットに引き続き登場した今回のトレイラー。2012年に登場した機関車トーマスのテーマとBiggie Smallsのファンメイドマッシュアップが流れる映像内では、スタンダード、ロック・アンド・ロール、サンドボックスといった各種モードや、5種類以上のレベルがゲーム内に存在すると紹介。Free-to-Playタイトルとなること、あくまでこの映像がアルファフッテージであること、そしてOculus Riftのサポートなど、ここ最近よく見るゲーム関連の謳い文句を集結させたような悪ノリを見せています。
トレイラー内でも告知されているように、Indiegogoではわずか500ドル(約5万円)のクラウドファンディングキャンペーンが実施中で、現在971ドルをすでに獲得。Indiegogoのキャンペーンページにはスクリーンショット1枚とわずかな文章のみが掲載されており、100ドルがSteam Gerenlightの登録料に支払われ、また他の資金が開発費用へ投入されることが記されているようです。
実際のプレイ映像はダブステップと滑稽なプレイ映像で構成されています。これをシュールであるとか哲学的だとか捉えるかは人それぞれですが、筆者の抱いた率直な感想は「チープで悲惨」といったところです。
Steam Greenlightだけでなくシミュレータージャンル全体を超えて過剰な注目を集めている『Rock Simulator 2014』。Steamの公式フォーラムでは歓迎ムードが依然続く中、「冗談だろ?」や「頼むから投票しないでくれ」、「Steamコミュニティよ頼む、目を覚ましてくれ」といったトピックが立てられており、批判的な意見も目立ちつつあります。
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