昨年リリースされた2Dステルスアクション『Gunpoint』の作者Tom Francisは、現在開発中の新作『Heat Signature』に携わるアーティストと作曲家を募集しています。
本作は広大な宇宙を舞台にしたステルスゲームで、プレイヤーはランダムに生成される敵の宇宙船に忍び込み、目標の回収や暗殺などの任務を遂行します。死は永続的で毎ゲームごと別人としてのプレイになりますが、キャラクターが生きてさえいればゲームを中断し新たなキャラクターでプレイを開始した後でも、再び以前のキャラクターでプレイする事が可能となっているそうです。
アーティストと作曲家の募集は非常にオープンに行われており、未経験者でも、どんな場所からでも、自由な時間で開発に参加できるとの事。このような形態をとる理由としては以下の要素を挙げています。
- 能力で判断したい。
- 「仕事を得るためには経験が必要、経験を得るには仕事が必要」という矛盾した状況を打破したい。
- このゲームにピッタリの優れた人材を見つける事ができる。
- それはゲームのアイデアを既存のチームのスキルに合わせて制限する必要が無い事を意味する。
- また、このゲームに興奮している人々と働ける事を意味する。
より詳細な情報はTom Francis氏のサイトでご覧ください。ちなみに、『Gunpoint』でメインアーティストを担当したJohn Roberts氏はそれまでピクセルアートの経験は無く、Fabian van Dommelen氏もゲームデザイン系の学生。同作の開発に携わった6人全員が別の仕事や作業を抱えていたのだそうです。
現在はまだプロトタイプ段階の『Heat Signature』ですが、今後どのような進化を遂げるのか非常に楽しみですね。