『クロックタワー』は、ホラー・アドベンチャーゲームとして20年前にリリース。今回発表されたProject Scissorsは、そのクリエイティブ・ディレクターを務めてきた河野一二三氏の率いる制作チームが手掛けます。
舞台は、とある洋上の豪華客船。この脱出不可能な閉鎖空間で、第一の惨殺事件が発生します。果て無く被害者が増え続ける中、“当たり前の日常が狂気の浸食により、鮮血と絶望の支配する空間へと変貌する”という恐怖が演出されるとのこと。
またクリーチャー・デザイナーに、『サイレントヒル』 シリーズの『Red Pyramid Things』でデザインを手がけた伊藤暢達、ティザー映像の演出とゲーム内における様々な恐怖を演出するための企画協力に「呪怨」監督の清水崇氏が参加。ディレクターの河野一二三氏は、以下のようにコメントしています。
「新たにホラーゲームを創るならかつて「クロックタワー」で挑戦した本質を外さずに「逃げる」「隠れる」恐怖を突き詰めたものにしたい。そう考えて企画立案してから5年以上の月日を経て、ついに実現へと漕ぎ着けることが出来ました。その間に出会えた素晴らしい方達の協力を得て、いよいよプロジェクトが動き出します。インディーズという枠組みの中でどこまでやれるか未知数ですが、本来ホラーとは、限られた予算やスケジュールというハードルを情熱と感性で越えていくもの。いけるところまで突っ走ってみようと、今はとてもワクワクしているところです。」
「Project Scissors」は、PS Vita/スマートフォン/タブレットで発売予定です。
【TGS 2014】ヌードメーカー、『クロックタワー』の魂を受け継ぐ新作ホラーゲームをPS Vitaなどで発表
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