『Minecraft』がオペラの舞台美術に―芸術とゲームのコラボレーション | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『Minecraft』がオペラの舞台美術に―芸術とゲームのコラボレーション

実在の建造物の再現や国土を丸ごと再現など、様々な再現作品が存在する『Minecraft』。クリエイティブな本作を舞台美術に使用したオペラ公演がニューヨークにて行われました。

ゲーム文化 カルチャー
『Minecraft』がオペラの舞台美術に―芸術とゲームのコラボレーション
  • 『Minecraft』がオペラの舞台美術に―芸術とゲームのコラボレーション

実在の建造物やスウェーデンの国土など、様々な再現作品が存在する『Minecraft』。クリエイティブな本作を舞台美術に使用したオペラ公演がニューヨークにて行われました。

このユニークなオペラ公演を行ったのはBare Opera楽団。公演された演目はモーリス・ラヴェルが作曲した幻想的なオペラ「子供と魔法」で、その幻想的な世界観を再現するために『Minecraft』が舞台美術として選ばれたとのこと。

制作は、アートディレクターのAlexandra Posen氏がコンセプトを担当し、海外で有名な『Minecraft』ビルドチームVoxelboxと、幻想的なビルダーとして知られるKupo氏によって行われました。

5月2日から4日にかけて公演されたオペラ「子供と魔法」のチケットは完売。『Minecraft』とオペラの融合は新しい芸術を生み、多くの観客に受け入れられたようです。


「OperaCraft」

こうした芸術と『Minecraft』の融合は今回が初めてではなく、これまでにもバージニア工科大によるゲーム内でのオペラ公演「OperaCraft」や、美術館を運営するTateが絵画をテーマにしたワールドを公開するといった試みが行われています。

「遊び」としてだけでなく「芸術」分野でも注目を集める『Minecraft』。正しく無限の可能性を秘めたゲームと言えそうです。
《水京》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 「League The k4sen」「すまないねぇ」「なんだこいつ…」などが最終候補に―「日本eスポーツアワード」流行語大賞2025最終候補が発表

    「League The k4sen」「すまないねぇ」「なんだこいつ…」などが最終候補に―「日本eスポーツアワード」流行語大賞2025最終候補が発表

  2. 『S.T.A.L.K.E.R. 2』にリアルな死亡アニメーションを導入するMod最新版リリース!

    『S.T.A.L.K.E.R. 2』にリアルな死亡アニメーションを導入するMod最新版リリース!

  3. 2026年初頭より「ゲオ」全国主要店舗で中古レトロゲーム販売再開へ―買取再開は本日12月8日より、「地元のお店で、気軽に売買できる」目指す

    2026年初頭より「ゲオ」全国主要店舗で中古レトロゲーム販売再開へ―買取再開は本日12月8日より、「地元のお店で、気軽に売買できる」目指す

  4. 『SILENT HILL f』加藤小夏さん&岡本基シリーズP緊急インタビュー!「雛子はきっと抱え込みすぎてる」キャラ分析や演技の苦労を訊いてみた【TGAノミネート記念】

  5. 『月姫』アルクェイドのモデルとされる人物、詳細23年越しに明らかに―海外ファンの調査、実を結ぶ

  6. CygamesがG1「アメリカンオークス」メインスポンサーに就任!国際的レースの名前に“by Cygames”の文字が躍る

  7. “元受刑者”を連想させるNPCで炎上の『ホロアース』、「意図して制作された事実はない」と改めて釈明―詳しい経緯や今後の対応も案内

  8. 公式が「ルナガロン」擬人化イラスト投稿しファンも困惑!?実は2023年のラフスケッチ再掲

  9. 「完璧に保存されたパイ」も食べられる!「フォールアウト」コラボカフェメニュー、一度は飲み食いしてみたい品が揃ってる

  10. Steamから削除されていた『No Players Online』が販売再開―原因は「かつての友人達がDMCAによる申し立て」

アクセスランキングをもっと見る

page top