ブラジルでPS4海賊版ソフト事案が報告、一部電気店ではインストールサービスまで

今年4月、ブラジルのModチップ業者がPS4で海賊版ゲームを動作させる技術を確立したと主張していましたが、同国メディアUOL Jogosの調査から、その主張が事実であることが分かったそうです。また、サンパウロの幾つかの小さな電器店では、客が持ち込んだPS4に海賊版ゲームをインストールするサービスが行われているとのこと。

10～12本の海賊版ゲームをインストールするのにかかる料金は300～400レアル（約1万～1万5千円）。一時的に客のPS4本体に怪しい機器を取り付け、海賊版ゲームをインストールした後に機器を外して、PS4本体を返却します。

インストールされた海賊版ゲームは正規のゲームと同様にオンラインプレイが可能で、更にはPS4本体のアップデートも問題なく行えるそうです。ちなみにこの技術はロシアから来たと伝えられています。

海賊版ソフトの使用率が50％とも言われるブラジル。今回の件も明らかな著作権侵害であるため素早い対応が求められます。なお、本件についてソニーに問い合わせたUOL Jogosによれば、公式回答はまだ得られていないとのことです。

《RIKUSYO》