新たなプラットフォームとして注目を集めるVRデバイス。その先駆けとなったOculus Riftを開発するOculus社の創設者Palmer Luckey氏が、水面下で登場し始めたポルノコンテンツについて、規制する計画がないことを明らかにしました。
現在、カリフォルニア州サンノゼで開催中の「Silicon Valley Virtual Reality Conference」。本イベントにてOculus社のPalmer Luckey氏、Samsung VRのゼネラルマネージャー兼副社長Nicholas DiCarlo氏、SixenseのCEO Amir Rubin氏、GoogleのClay Bavor氏が参加したパネルディスカッションが行われました。
このパネルでは司会者より「Xレートのコンテンツやアプリをブロックする計画があるか?」との議題が浮上。参加者は答えにくい議題を避けるようなコメントを残したものの、Palmer Luckey氏は「Oculus Riftはオープンなプラットフォーム。その上で動作するソフトウェアを管理するつもりはない」と明確な答えを示しています。
以前にも、Oculus社副社長Nate Mitchell氏が海外メディアPolygonのインタビューで、同様の質問が投げかけられた際に、大人の娯楽コンテンツの開発を実現するために新たな技術が生まれる可能性があるとの意見を明らかにしていました。
VRデバイスを使用したポルノコンテンツは、海外のみならず日本国内においてもその存在が確認されています。記事が掲載されたPolygonのコメント欄では、VHSやCD-ROM、DVDなどのメディア普及の裏にはポルノコンテンツの存在が大きな推進剤になったといったコメントもあり、こうしたコンテンツがVR普及に一役買うのか、密かな注目を集めることとなりそうです。
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