8月に公開されたトレイラー
EIZOは、gamescom 2015で発表した27型WQHDのゲーミングモニターFORIS FS2735の実機を東京ゲームショウ2015で初公開し、新機能となるスマートフォンとの連携機能を実演しました。
このゲーミングモニターはEIZO初の27型のもので、あらゆるゲーム環境を統合するというコンセプトで開発されています。FPSやMMORPGなどの各ジャンルにおけるカラー調整データの統合は、EIZOクラウドサービスを活用することで実現。クラウドサービスを利用することで他のモニターでも自身の調整設定を適応することや、ゲームタイトル毎に設定ができます。
同社のWindows向けソフトウェア「G-Ignition 2.0」は、9月16日よりベータ版が配信されており、既存機種のFS2434とFG2421が対応しています。
本モニターとiOS/Android向けソフトウェア「G-Ignition Movile」の連動では、カラー調整やコントラストなどの各設定項目を筆頭に変更されることを紹介。モニターとスマートフォンの通知機能を備えており、通話や充電完了の情報を画面端に表示します。
またこのモニターは、WQHD(2560 x 1440)のIPSパネルを備え、144Hz駆動とバックライドブリンキング技術“Motion Blur Reduction”、明暗部を自動調整する“Smart Insight Demolition”、AMDのFreeSyncに対応しています。
このスライド発表のあとに、モニター細部の実演に移り、モニターの性能と連動アプリを披露。EIZOの担当者によれば、スマホとの連動機能は対応モニターを個別に設定することが可能で、スマホの情報を告知するアイコンはバンダイナムコエンターテインメントの『パックマン』を筆頭に、多岐に渡るコラボレーションによって様々なキャラクターを搭載する予定とのことです。
本モニターは国内で今冬に発売予定、現時点での価格は未発表です。
スマートフォンと連動することによって、リモコンのように設定を操作出来る
電源のOn/Offや操作モニタも変更可能
『パックマン』のアイコン
モニタ背面