発売日:2013年2月21日 発売元:SCE/コナミデジタルエンタテインメント 開発元:小島プロダクション/プラチナゲームズ 対応機種:PS3/Xbox 360+PC(海外のみ)
―あの雷電が斬りまくる!
『メタルギア ライジング リベンジェンス』は、サイバネティック技術によってサイボーグと化した雷電が主人公の3Dアクションゲーム。本作は、『MGS4』の後のストーリーを描いており、雷電はPMCに所属する傭兵として様々な任務を遂行していきます。
本作には、敵を斬って内蔵パーツを奪う事で、体力とエネルギーをチャージする「斬奪(ざんだつ)」や、あらゆる方向からモノを切断できる「自由切断」、敵に不意打ちを喰らわせる「ニンジャキル」をはじめとした独自のゲームシステムが搭載。敵に隠れながら任務を遂行していく従来の『メタルギア』とはゲーム性が異なりますが、無線通信などシリーズならではの要素も備わっているので、ファンならニヤリとしてしまうかもしれません。
- 本作の特徴
・『MGS2』に続いて雷電が主人公
・『MGS4』のその後を描いたスピンオフ作品
・兵士がサイボーグ化されている2018年が舞台
■『メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ』
発売日:2014年3月20日 発売元:コナミデジタルエンタテインメント 開発元:小島プロダクション 対応機種:PS3/PS4/Xbox360/Xbox 360/PC
―最終章『MGS V』のプロローグを描く
『メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ』は、主人公ビッグ・ボスが、囚われた重要人物を救出するために、社会主義国キューバにある米軍基地内に潜入していくゲーム。本作は、『MGS:PW』の続編にあたり、シリーズ最新作『MGSV:TPP』に繋がるストーリーが描かれています。
プレイヤーは、オープンフィールドの米軍基地内を自由に行動できるので、敵の監視が厳しい場所に潜入するために、離れた場所でC4爆薬を爆発させて陽動作戦を行ったり、あえて敵に見つかりそうなルートに挑戦してみたり、敵兵士をひとりひとり無力化させたりと、様々なプレイスタイルで攻略可能です。おおよそ数時間でゲームクリアを行えますが、プレイヤーのアイディア次第で長く遊べる作品でした。
- 本作の特徴
・小島秀夫監督作品
・1975年の社会主義国キューバにある米軍基地が舞台
・米軍基地内には、再生可能なカセットテープがいくつか隠されている
・本作で、敵に発見された瞬間、一定時間スローモーションになるリフレックスモードが導入された
■『メタルギアソリッドV ファントムペイン』
発売日:2015年9月2日 発売元:コナミデジタルエンタテインメント 開発元:小島プロダクション 対応機種:PS3/PS4/Xbox360/Xbox 360/PC
―小島秀夫監督作品『メタルギア』最終章
『メタルギアソリッドV ファントムペイン』は、復讐・人種・言葉といった複数のテーマを内包した作品で、XOFの襲撃によって、9年間という長い年月と左手を失ったビッグ・ボスの戦いを描いています。
本作には、本拠地を拡張・発展させていくマザーベースシステムや、無力化した敵を基地に運ぶフルトン回収システム、敵の位置をリアルタイムで視覚化するマーキングシステムといった、前作『MGS:PW』で導入された要素に改良を施しており、フィールドのオープンワールド化や、特殊な能力を備えた仲間を引き連れるバディシステムなどの新要素によって、シリーズ屈指の自由度とゲームボリュームを誇っています。
- 本作の特徴
・1984年のアフガニスタンが舞台
・第3世代の『MGO』が搭載されている
・コナミに所属していた小島秀夫監督が最後に手掛けた『メタルギア』
・他のプレイヤーの前哨基地に侵入するFOBシステムが搭載された
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