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フロッピーディスクがコントローラーに!?インディーACT『Mr Floppy』発表

かつてPC利用に欠かせない存在でありながらも、オンラインやUSBメモリの高性能化などで今では姿を見る機会も減った“フロッピーディスク”。そんなフロッピーディスクをなんとコントローラーとして用いるMac向けゲーム『Mr Floppy System's recovery』が発表されました。

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フロッピーディスクがコントローラーに!?インディーACT『Mr Floppy』発表
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かつてPC利用に欠かせない存在でありながらも、オンラインやUSBメモリの高性能化などで今では姿を見る機会も減った“フロッピーディスク”。そんなフロッピーディスクをなんとコントローラーとして用いるMac向けゲーム『Mr Floppy System's recovery』が発表されました。

本作は“Alt Ctrl Game Jam”という、ユニークなコントロール方法のゲームを制作するイベントで制作が開始されたもの。イベント参加者のcosmografik氏とOmar Louhichi氏によって制作された本作は、ゲームとしてはシンプルな2Dプラットフォーマーで、主人公のフロッピーを操り、足場を上に登りながらゴール地点を目指す内容です。



特異なのはやはりその操作方法で、3.5インチフロッピーディスク、特にシャッター部分をそのままコントローラーとして用いるものとなっています。動画を見る限りは、操作方法はシャッターを引っ張り続けると片方向へと移動開始、障害物に当たると移動方向が変化、シャッターから手を離すとジャンプといった様子。



フロッピー自体に大きく手を加えずにこれを実現しているのは、繋いだ導電体をPCのキーに変えてしまう“MakeyMakey”と呼ばれる、これまたユニークなデバイス。フロッピーのシャッター部分にバネが仕込まれていることと、操作で金属部分が移動することを利用してコントローラーとしている模様です。




『Mr Floppy System's recovery』はまだ開発中とのことですが、Mac向けにitch.ioにて無料でダウンロード・プレイが可能です。問題のフロッピーディスクコントローラーですが、“MakeyMakey”カード版とワイヤー、そして3.5インチフロッピーディスクがあれば作成可能なようですので、気になる方は写真などを参考にしつつ、自作に挑戦されてみるのもいいのではないでしょうか?
《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

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