ついに発売した「PSVR」。『KITCHEN』や『サマーレッスン』といったVRならではのコンテンツが多数配信されていますが、ふとある疑問が過ぎりました。もしPSVRで『P.T.』をプレイしたらどうなるのだろうか――と。
「PSVR」には「シネマティックモード」という機能が搭載されており、既存のPS4タイトルや映像を仮想空間内のスクリーンで楽しむことが可能。最大225インチ(横幅5メートル)のスクリーンが2.5メートル先にあるように感じる仮想スクリーンですので、目の前いっぱいにゲーム画面が広がるのです。
そこで早速『P.T.』を「シネマティックモード」でプレイしてみたところ、かなり面白い体験ができました。当然ながら頭のトラッキングによる視点変更などは行えないものの、画面の見え方はほぼVRゲーム。通常環境のプレイでも十分に怖い本作ですが、「シネマティックモード」でプレイすると格段に没入感が増し、本作における過去最高の恐怖を感じることができました。特に『P.T.』は一人称視点のゲームであり、全体的に画面が暗いため、「シネマティックモード」との相性がいいのでしょう。なお、『P.T.』は小島秀夫監督がコナミ時代に手がけていた『サイレントヒルズ』のプレイアブルティーザーで、現在は配信を停止しています。
この効果は他の一人称視点のゲームでも同様で、『デッドアイランド:ディフィニティブコレクション』などでもVRゲームに近い感覚でプレイすることができました。三人称視点のゲームに関しては、映画館で映画を見ているような感覚です。
また2Dゲームの検証として『ブレイブルー セントラルフィクション』をプレイしてみたところ、ドットで描かれているキャラクターの細やかな動きを確りと見れるように。ガチの対戦環境として適しているとは言えませんが、思わぬ感動がありました。
なお、「シネマティックモード」には小・中・大という3段階のサイズ選択が可能で、大きいほど没入感・臨場感がありますが、その反面酔いやすいというデメリットが。ベストなサイズはコンテンツによって異なりますが、筆者としては中をオススメします。
編集部おすすめの記事
特集
ゲーム機 アクセスランキング
-
クランク付き携帯ゲーム機「Playdate」40万ドル分が行方不明に―GDCの講演にて発表、荷物が“倉庫ではなく建設現場”に配送された痕跡も?
-
小人ADVの日本語対応VR版が発表!『Smalland: Survive the Wilds VR』Meta Questストアページ&トレイラー公開
-
健康のため喫Steam Deckはお控えください―「Steam Deck」排気の香りミームにValveも困惑しながら注意喚起
-
初期予約分が遂に出荷開始! クランク付き新型携帯ゲーム機「Playdate」の最新情報が公開
-
260本以上のファミコンゲームを内蔵した携帯ゲーム機が海外で近日登場!『ロックマン2』や『テトリス』など人気作も
-
【Steam Deckお悩み解決】日本語入力のやり方は?スクリーンショットの取り出し方は?
-
Steamゲームのコントローラー対応がわかりやすく!PS系を中心に対応表記が大幅拡充
-
クランク付き新携帯ゲーム機「Playdate」予約開始日決定! 出荷時点で日本語は含まれず
-
AIの力が対戦ゲームに嵐呼ぶ?MSIが『LoL』プレイ時に敵の出現予測位置を示す最新モニター発表―他作品にも学習で対応可能
-
「PS Vita」「PS Classic」アフターサービス受付4月25日終了―事前申し込みや送付期日に注意