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VR経験者ほどオススメしたい『Rez Infinite』ミニプレイレポ―電脳世界に見えたVRの新たな可能性

PlayStation VR発売と共にリリースされた『Rez Infinite』。PS4/PS VR対応ソフトとしてリリースされた本作に触れ、大きな衝撃を受けたので、そのミニプレイレポをお届けします。

家庭用ゲーム PS4
VR経験者ほどオススメしたい『Rez Infinite』ミニプレイレポ―電脳世界に見えたVRの新たな可能性
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PlayStation VR発売と共にリリースされた『Rez Infinite』。PS4/PS VR対応ソフトとしてリリースされた本作に触れ、大きな衝撃を受けたので、そのミニプレイレポをお届けします。

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PlayStation VRが発売され、Oculus RiftやHTC Viveなども触れる機会が増えてきた昨今。インサイド/Game*Spark編集部でも、それぞれの機器をゲット。筆者自身も様々なVRタイトルを触れてきました。どれもこれも革新的で、これまで味わうことがなかった経験をさせてもらっています。

ただ、VRコンテンツ普及と共に、悪い意味で慣れてしまったのも事実。360度見渡すと自分が現実とは異なるシーンに置かれ、インタラクティブな体験ができるのは確かに驚きますが、ある程度「こういうシチュエーションなんだろうな」「こういうことをするんだろうな」といった想像が付いた状態でVR作品をプレイする機会が増えていました。


そんな中、PS VR発売と共に『Rez Infinite』が配信。シリーズ初作『Rez』はプレイステーション2/ドリームキャストで発売されたタイトル。PS2では専用周辺機器として「トランスバイブレーター」も発売され「ゲーム+(音楽+振動)」という、当時としては新しい体験ができる点で話題になっていたことを覚えています。

■いざプレイ―既知感を超えた「音と映像の電脳世界」へ
編集部内でのPS VRの奪い合いもひと段落し、端末にゆっくり触れる機会ができたため『Rez Infinite』をなんとなく起動。VRを装着すると「TV Mode」となっていたため、第一印象は「なるほど、この電脳世界みたいなところを飛んでいくわけね」といったところ。いつもの既知感が脳裏をかすめました。が、DUALSHOCK4のタッチパッドを押し「VR Mode」へ切り替えると世界が一変。わかっていたはずの電脳世界への没入に、大きな衝撃を得ました。


ピクセルの連なりのような自キャラが、ステージへ「log-in」すると、パーティクルで構成された世界へ突入。「プレイヤーはサイバースペースのハッカーとなり、ウィルスを倒す」というストーリー設定にあるとおり、サイバー空間へと飛び立つ。映画「トロン」の舞台やバンド「THE MAD CAPSULE MARKETS」後期のプロモーションビデオの中にいるような感覚がついに味わえた!と興奮を覚えながら、チュートリアルらしき序盤の敵をLスティック+×ボタンでロックオン&撃破。


ステージが進むにつれ、パーティクルによるステージ構成が「肉厚」になってきたところで、EDMの様なBGMが両耳を通じて脳を刺激。目(頭)の動きと×ボタンを押す→離すだけで進められるシンプルな操作もあってか、ゲームプレイにあたって、「進め方を考える」ことに思考を使わず、視覚と聴覚に脳を集中させられることも、この没入感を得られる要因のひとつだと感じました。


BPMが徐々に上がり、敵が段々とAKAIのMPCパッドに、ステージがKORGのKAOSS PADのように思えてき、高揚感とグルーヴ感が頂点に達したところで、カメラワークに変化が。DJが曲を繋ぎ変えたかのように音楽が変わり「そろそろ終わり?」と思ったところで、目の前に大きな「ウィルス」が出現。敵のエイム&シュートを繰り返してはきたものの、ここまで多少本作がシューティングゲームであることを忘れていたように感じました。


当然ながらボスウィルス戦も視覚聴覚を遠慮なく刺激してきます。様々な形態に変形し、様々な方法でプレイヤーを攻撃してくるボスウィルス。落ち着いて敵のシールドを壊し中身への攻撃を続け、撃破するとプレイヤーは「log-out」。リザルト画面では一時の静寂に包まれます。音の多い環境から一気に静かな環境に置かれた時に、ボス撃破+ステージで演じ終えたDJかのような達成感を得ることができました。

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これまでお伝えしてきた通り、本作は「音楽」と「映像」が大きな特徴となるので、その「音楽」や「映像」のどちらかだけでも趣向が合わない人にとっては、刺さらないかもしれません。また、シューティングゲームである本作は自動ロックオンが基本となっており、ハードコアなシューティングを求めているゲーマーにとっては、物足りなさを感じる可能性があります。

ただし、例えば「VRは私はもういいかな」と早々に見限って離れていく方には、離れる前に是非一度体験してほしい作品を、今回触れることができました。今作は深く追求された音楽と映像が、ひとつの作品として落とし込まれています。「映像」と「音楽」という、ゲームにおいてはごく当たり前の要素が、VRという機器を通し、ヘッドホンやスピーカーなどの音響装置を通すことで、これまで味わうことがなかったゲーム体験を与えてくれました。


なお本作はVRだけでなく、前述の通りTV Modeも搭載。PS VRをまだ手に入れておらず、今後購入予定の方は、先に買っておいてもいいかもしれません。筆者はこれから、解放された新次元ステージ「Area X」に挑戦したいと思います。

※記事内の画像はTV Modeのスクリーンショット及びPlayStation公式ページからの引用となります
《ハンゾウ@編集部》
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