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【総力特集】今さら聞けない!『トゥームレイダー』シリーズ総まとめ

2016年でシリーズ誕生20週年をむかえた、『トゥームレイダー(Tomb Raider)』。ゲームファンにはお馴染み、美しき探検家であり考古学者のララ・クロフトが、世界中を股にかけて活躍するアクションアドベンチャーゲームシリーズです。

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■トゥームレイダー: アニバーサリー(原題:Tomb Raider: Anniversary)


開発元:Crystal Dynamics / Buzz Monkey Software
対応機種: PS2 / PSP / Wii / Xbox 360 / PC / Mac(国内) PS3 / モバイル(海外)
日本版発売年: 2008年3月27日

―節目のシリーズ10周年、良質のリメイク作
シリーズ10周年を記念し製作された第1作目のリメイク作品で、前作『トゥームレイダー: レジェンド』を踏襲・発展させたゲームシステムを搭載。物語は『レジェンド』の前日譚となっています。新たにグラップルによる“ウォールウォーク”や、タイミングよく敵の攻撃を避けることによって発動する“アドレナリン・ドッジ”などのアクションを新たに追加。ゲームクリア後には、開発者のコメンタリーを見ることができるといった、ファンには嬉しい要素が盛りだくさんの、10周年を記念する作品となっています。肝心のリメイクの出来栄えは、マップの縮小や再構成こそありますが、思い出深いギミックの数々が再現され(ミダスの宮殿“Palace Midasy”の巨像の左手は本作でも要注意!)、“ナトラ”や“ラーセン(ラーソン)”、“ピエール”などの懐かしいキャラクターに加え、T-Rexも登場。「これぞトゥームレイダー!」といえるものに仕上がっており、当時のファンを喜ばせたのは勿論のこと、1作目の完成度の高さを新たなユーザーにも示しました。

トリロジーの2作目という位置付けながらストーリーは独立しているので、2013年の『トゥームレイダー』からファンになったユーザーにも是非ともプレイしてもらいたい一本です

今作は、『レジェンド』を手掛けたCrystal Dynamicsと他機種への移植を担当したBuzz Monkey Softwareが共同で開発。元々はオリジナルを手掛けたCore Designが『Tomb Raider 10th Anniversary Edition』として開発していたとされます。発表当初はPS2/PSP/PC向けタイトルでしたが、海外では2007年10月に、4つのエピソードに分けられたXbox 360版がXbox Live Marketplaceにてオンライン販売され、後にパッケージとしても販売されました。また、Wii版では、Wiiリモコンとヌンチャクコントローラでララを操作する独自のギミックや謎解きが含まれていました。

《Game*Spark》
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