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【特集】『Bloody Boobs』は血まみれ巨乳美女が怪物から逃げるだけのゲームなのか

Eduard Bulashov開発・販売のPC向けエロゴアアクション『Bloody Boobs』。直訳すると「血まみれの乳」というわかりやすいタイトルで、どういったプレイや楽しみ方ができるのか、一体本作は何ゲーなのかをプレイレポを通してお届けします。

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!注意!グロテスクな表現や残酷表現が苦手な方、18歳未満の方は閲覧をご遠慮下さい。


Eduard Bulashov氏開発・販売のPC向けセクシー系ゴアアクションゲーム『Bloody Boobs』。直訳すると「血まみれの乳」というわかりやすいタイトルで、どういったプレイや楽しみ方ができるのか、一体本作は何ゲーなのかをプレイレポを通してお届けします。

なお、本作は非常に画面が暗いため、本稿のスクリーンショットはすべて明るさを上げ、コントラストを少し下げて見やすくした状態で掲載しています。

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独特なビジュアル感を保つ本作は、プレイヤーは生贄として囚われていた女性となり、モンスターに気付かれないようにしながら建物内にある4つの祭壇に祈りを捧げ、中央に出現したポータルに入ることが出来ればクリアというシステム。一方、プレイヤーがモンスターから5回攻撃を受けてしまうとその時点で即ゲームオーバー。

攻撃されても血の表現は控えめ、のけぞりなどのモーションはなし

祭壇にお祈り中、祭壇の形は右上のUI通り男性的なアレで卑猥

マップは固定で、スタート位置と祭壇の位置がある程度の範囲でランダムに変更されるあたりは、ある種の覚えゲーという印象を筆者は受けました。モンスターは曲がり角などで視線を切ってしまえばあっさりと追跡をやめます。しかし、プレイヤーよりも足が早く直線的に逃げ切ることはほぼ不可能。さらに画面が非常に暗く、サウンドもモンスターの声などはモノラルで中央に出されるため、モンスターが近くにいる場合は壁際に立ち、先の様子を伺う必要も。もちろん、避けたモンスターが後ろで反応する可能性もあるので油断禁物。

まずはプレイの前にキャラクターメイク。好きな名前を付け、数種類のパターンから体や髪、胸のサイズとコスチュームなどを選択。この時点で察しの良い読者の方ならお気付きかと思いますが、半分以上は胸の揺れを楽しむだけのゲームと割り切るのが正解です。攻撃やジャンプすら存在しないため、残念ながら華麗なアクションはありません。


最小~最大でこの違い。もちろん動かせば揺れます

次にデフォルトで何故かAキーが複数の機能に割り当てられているため、WASDの移動に被らないように任意のキーを割り当てていきます。画像からわかるようにマウス感度の項目すら存在しないため、普段からハイセンシでプレイし慣れているプレイヤー以外は3D酔いに注意が必要です。


設定が終了したあとはシングルプレイで遊びます。モンスターの足音がすれば角で様子を見る、音楽が変われば視線を切る、といった基本に忠実なプレイで血まみれになりながら少しずつ進行。攻撃を受けつつも地雷でモンスターを倒し、ファーストプレイで4つの祭壇全てに祈りを捧げることはできたものの、最後のポータルに向かうところでモンスターを振り切れず死亡。実に理不尽。

2回目以降のプレイも2~3つの祭壇に祈りを捧げることはできるも、モンスターを強引に振り切ろうとして死亡、袋小路でモンスターに殴られて死亡と、「人間とは無力なものだ…」と悟りを開きそうなレベルで死を積み重ねていきます。一方でマップを少しずつ覚えていき、初回よりもスムーズに進めることはできるようになり、ある程度運の要素を含んでいるようにも感じました。

3回攻撃を食らった状態の血まみれ具合。プレイ中は想像以上に見にくい状況を強いられます

Steamストアでは警告が出ますが、布面積が小さい水着か、乳首にニップレスとしてビニールテープを貼ってある程度のものなので、露骨な性描写があるわけではありません。また、流血表現もモンスターに殴られるたびに体に血しぶきの表現が増えるだけで欠損表現もなく、『Fallout』シリーズで頭や腕が吹っ飛ぶ描写に慣れている筆者としてはまだまだ余裕で、ゴアというにも少しぬるめ。

ゲーム中は常に英語でプレイヤーを急かすだけの男性のナレーションが流れ、想像を膨らませても誰かが脱出できるかどうかを見て楽しんでいる程度の雰囲気にしかなりません。また、モーションがないことからBGMか何かでプレイヤーのくしゃみをする演出もあるものの、モンスターに気付かれるといったこともなくゲームそのものに全く影響を与えておらず、緊張感を増すためのものかどうか不明な部分がいくつか見受けられます。モンスターを倒せる唯一の地雷も反応する範囲が狭く、追跡中にそのまますり抜けられてしまうシビアさも。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

なんだかんだで筆者は「理不尽だ!」と感じながらも繰り返しプレイしていましたが、ローグライクやレベルアップといった要素はなく1周も短いため、1発勝負の運ゲーと割り切れば普通に楽しめます。しかし、クリアした際の達成感は薄く、繰り返しプレイするものでもないな、と感じました。ゲームをプレイするというよりは、「巨乳のお姉さんや、巨乳で半裸のお姉さんが血まみれになるのを見るゲーム」というのが適切な説明かもしれません。

『Bloody Boobs』は、299円で現在販売中です。

《kuma》

kuma

作詞家/作編曲家/元Esports競技勢。FPS、アクションRPG、シミュレーター系が主食。ハードウェア・ソフトウェアレビュー、インタビューなどをやっています。

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