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インディーゲーム展示会「Tokyo Sandbox」初日フォトレポート!気になるタイトルをピックアップでご紹介

2019年4月6日より、秋葉原中央通り交差点のベルサール秋葉原2Fにて開催中のインディーゲーム展示会「Tokyo Sandbox 2019」。本記事では1日目の出展ブースから、気になるタイトルをピックアップでご紹介します。

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4月6日から4月7日にかけて、秋葉原中央通り交差点のベルサール秋葉原2Fにて開催されるインディーゲーム展示会「Tokyo Sandbox」。本記事では1日目の出展ブースから、気になるタイトルをピックアップでご紹介します。


1Fは通常通り。2Fイベントの告知も特に出ていないので、7日に訪れる方は注意です

コーラス・ワールドワイド



コーラス・ワールドワイドブースではかつてのアーケードの怪作、戦国SFシューティング『婆裟羅』『婆裟羅2』の、20年近い時を経たコンシューマー機初移植版『婆裟羅コレクション』が展示。


3D化されたグラフィックの「婆裟羅タイムレス」およびオリジナル版の縦置きモード、両方が会場で楽しめる仕様となっていました。なお、同作の企画・開発は全てブラジルのゲームスタジオQUByte Interactiveの主導によるものとのこと。海外STGファンの熱意に感服しそうなところです。


また、Devespresso GamesのPS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けローグライクRPGアドベンチャー『ヴァンブレイス コールドソウル』も日本語版でプレイアブル展示。主人公“リリック”の身につけた不思議な腕甲を巡る物語を、より簡単に楽しめるようになります。ゲーム自体も開発の過程で、プレイしやすさが大幅に向上しているとのことです。



そして、Toge Productionsのドット絵が美しいADV『Coffee Talk』も日本展開が正式発表。リリース済みのものと同じ内容ながらも、プレイアブルデモが展示されていました。また、既にPS4/Xbox One/ニンテンドースイッチなどにてリリース中の『フォーゴットン・アン』もプレイアブル展示されています。

BLUE & WHITE



こちらのブースで展示されているのは、ゲーム開発30年、コンシューマーでの経験もあるベテラン開発者の10年ぶりのインディー復帰作のSteam向けSTG『Blue Sabers Early Mission』。ゲームシリーズとしても12年ぶりの新作でありながら、一切のブランクを感じさせないほどに丁寧な作りです。また、シリーズ独特の支援機との連携システムも変わらず魅力です。今作の音楽は『サンダーフォースV』などで知られる九十九百太郎氏が新たに担当しています。

なお、一部が入手困難となっている旧作群の現代PC対応版のデジタル再販も、検討事項にはあるとのことなので、本作から知ったユーザーはその実現に期待しましょう。

Love Lab



Game Grumpsが手がけた、シングルファーザー同士の恋愛SLG『Dream Daddy: A Dad Dating Simulator』。日本語版の発表から続報が長らく途絶えており、やきもきしたユーザーも少なくないところかもしれませんが、今回ヴィジュアルノベルのローカライズや海外パブリッシングを行っているLove Labが日本語版パブリッシャーに決定。今回の「Tokyo Sandbox」に出展されていました。


展示のゲーム自体はまだ英語版ですが、翻訳状況は既にプログラムへの組み込み段階まで来ているとのことで、遠くない将来に本格的な日本語版情報の登場にも期待できそうです。なおブースでは登場するダディ達のカードも配布されていました。

Rese Games



こちらのブースでは、ワーカービーより国内向けニンテンドースイッチで展開予定の『がんばれ!スーパーストライカーズ』が展示されていました。同作は、かつてのテクモの『キャプテン翼』シリーズに多大な影響を受けた、ターン制タクティカルサッカーRPG。タイトルの「がんばれ!」は、やはりかつての人気サッカー作品「がんばれ!キッカーズ」からとのこと。展示されていたニンテンドースイッチ版では、PC版のアップデートで実装されたキャラクターエディット機能なども確認できました。


余談ながら、同作を一人で開発したRese氏は、Haneda International Anime Music Festivalレーベルにて日本楽曲のカバーを手がける歌手でもあります。オーストラリア在住ですが「Tokyo Sandbox」などのインディーゲームイベントのために短期間来日されたとのこと。2日めとなる4月7日のアワード発表前には、「燃えてヒーロー」のカバーライブも行われる予定です。


illuCalab



illuCalabは、Sekai Projectのオリジナルゲームブランド「Code:jp」との共同企画の、PS4/ニンテンドースイッチ/PC/iOS/Android向け新作メトロイドヴァニア『Project "Alice"(仮称)』を展示。会場に展示されていたのは、あくまで基本的なアクションが確認できるだけのデモではあるものの、最終的には主人公とサポートの女の子、2人構成でステージを攻略していくような作りになる模様でした。



なお、PS4/ニンテンドースイッチ/Steam向け強化移植版の『東方』二次創作レースゲーム『幻走スカイドリフト』の開発も鋭意進行中で、その完成後に『Project "Alice"(仮称)』は本格始動になるとのことです。

Kakehashi Games



架け橋ゲームズでは、2019年4月19日に発売が迫る、ニンテンドースイッチ/PC向けのサムライネオノワールアクション『Katana ZERO』がプレイアブルで展示。高難度かつスタイリッシュな侍アクションをゲーム発売前に実際にチェックすることが可能です。また、人気アクション『Dead Cells』も大型無料アップデート「Rise of the Giant」適応済みの状態で楽しむことができます。

room6



room6ブースでは、bluffman氏ら兄弟3人が手がける、レトロ風RPGのニンテンドースイッチ向け強化移植版『ARTIFACT ADVENTURE 外伝 DX』が展示されていました。同作は、フリーシナリオと自由な選択肢、横スクロールアクション戦闘が特徴のRPG。今回の『DX』ではオリジナル版ではゲームボーイ風だった画面がゲームボーイカラー風に強化。戦闘での協力プレイも可能となりました。



なお、オリジナル版同様、PC(Steam)での発売も予定されているとのことです。

//commentout



//commentoutブースでは、高難度ローグライクプラットフォーマー『常世ノ塔』が展示。多くのイベントに出展されている同作ですが、今回のバージョンではゲーム途中の一定の区切りと休憩マップが実装。アイテムの買い物が可能となるなど、完成に向けての進捗が大きく進んだ印象でした。なお、iOS/Android版の開発の可能性も本格的に視野に入ったとのことです。


TERARIN GAMES



2019年4月6日にSteamにて、1,520円(2019年4月13日まで割引で912円)で販売開始されたSTG『GeminiArms』が出展されていた同ブース。グラフィックこそ簡素ですが、前方特化の戦闘機・全方位に狙いがつけられる反射レーザー装備のロボに変形し、CPUないし2P機との合体での強化攻撃まで備える強力なプレイヤー機を操り、短めのステージを次々攻略していくのはなかなか小気味良い仕上がりでした。

紙パレット



ニンテンドーDS『押忍!闘え!応援団』のキャラクターデザインなども担当した開発者が開発中の、UE4の美麗かつ可愛いグラフィックが特徴のアドベンチャーゲーム『ジラフとアンニカ』。同作の最新ビルドのデモ版もプレイが可能でした。


デモの物語の内容自体は以前のものとさして変化ないとのことですが、ゲーム開発自体は既にエンディングまで到達していて、今後はアドベンチャーゲームとして重要な、ゲーム世界への没入感を高める部分などを含めた、多くの部分の作り込みを続けていくのだそう。なお、同作には軽度なものではありますが「音ゲー」要素も含まれており、“ストーリーのある音ゲー”的な部分も志向していきたいとのことです。

DESKWORKS



東京ゲームショウ2018以来、各種国内外インディーゲームイベントにて次々高評価を獲得の、ある小学生の“手作りRPG”をテーマにした、アドベンチャーRPG『RPGタイム!~ライトの伝説~』は今回の「Tokyo Sandbox」にも出典。独特で非常に手が込んだブースは、ゲームのビジュアルの作り込み同様に目を引くところです。

開発者の藤井トム氏によれば、展示されているデモ版自体は過去のものと同一ながら、開発自体は進捗しているとのこと。デモ版は一度触れば高評価の理由も納得というほどに、子どもの“手作りRPG”ならではのなんでもアリがめくるめく展開していく同作の魅力が存分に表現されているため、未プレイの方は要チェックです。

また、藤井氏によれば、2019年6月の「BitSummit 7 Spirits」以降、更に同作の開発に注力していくとのことなので、既に同作デモ版プレイ済みのユーザーも、新情報に期待しましょう。
《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

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