MCU作品で予習する『Marvel's Avengers (アベンジャーズ)』【年末特集】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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MCU作品で予習する『Marvel's Avengers (アベンジャーズ)』【年末特集】

アベンジャーズとは何か?を知るために「MCU」作品をピックアップ。ヒーローごとに作品をご紹介します。

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MCU作品で予習する『Marvel's Avengers (アベンジャーズ)』【年末年始特集】
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PS4/Xbox One/Stadia/PCを対象に2020年5月15日に発売が予定されている『Marvel's Avengers (アベンジャーズ)』。本作では完全オリジナルストーリーが展開されますが、アベンジャーズとは何か? を知るために、本記事では手軽に楽しめる「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」作品をピックアップ。ヒーローごとに作品をご紹介します。

映画を楽しむその前に!



『Marvel's Avengers (アベンジャーズ)』はあくまでもゲーム作品として、単独の世界観のもとにストーリーが展開されます。コミックと映画でストーリーが異なるように、必ずしも映画の設定やヒーローのバックボーンがゲームと同一であるとは限りません(むしろその相違点を楽しむ場合すらあります!)。映画&ゲームという異なるメディアを用いた今回の“予習”では、あくまで違う作品として楽しむことを推奨します。ヒーローたちのエッセンスとなる生き様や信条、能力に注目してみながら、『Marvel's Avengers (アベンジャーズ)』の登場キャラクターに思いを馳せましょう。

「アイアンマン」―全てはここから始まった



アイアンマンことトニー・スタークを主人公に、ヒーローの誕生を描きます。MCUとしての第1作目にあたる作品なので、この時点での他作品との繋がりは薄く、気楽に観ることができるでしょう。「兵器開発」というシリアスなテーマを扱いながらも、トニーによるスーツ開発やプレイボーイならではのユーモアなど楽しい描写も。もちろん迫力の戦闘シーンも印象的です!

彼が主役を務める、いわゆる「単独映画」としてのシリーズ作品は計3本。だんだんアップグレードされていくスーツ、さらなる強敵、そしてトニーの人間的成長……ある種、「王道」とも呼べるストーリーが楽しめます。「アイアンマン2」では、後述するブラックウィドウも初登場。


「アイアンマン3」は、時系列的に「アベンジャーズ」後となる作品です。同作のラストの展開にも触れるので、鑑賞する場合は要注意。コミックでのヴィランの代表格「マンダリン」が登場したりするなど、ファンなら必見の作品となっています。

「インクレディブル・ハルク」―怪物になってしまった男の闘いを描く



ブルース・バナー博士が怒りによって変身する巨人、ハルク。軍から追われる身となってしまったこと、“怪物”になったら自分を制御できないこと、そして恋人のベティの存在……様々な苦悩に襲われながらも生き抜く“ヒーロー”が描かれます。エンタメというよりはシリアスな作風です。

なお映画「インクレディブル・ハルク」ではエドワード・ノートンがバナー博士を演じていますが、諸般の事情があり本作限りで降板。「アベンジャーズ」以降の登場作品ではマーク・ラファロが演じます。その影響もあってか、MCUシリーズ作品は本作を観なくても十分に楽しめる構成に。しかし、ハルク特有の苦悩や大胆なアクションに注目したいのであれば、「インクレディブル・ハルク」がオススメです。現状、ハルクの単独作品は本作のみですが、後述の「マイティ・ソー バトルロイヤル」でも重要な役割を担い、新たな一面を知ることができます。ちなみに「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」終盤の展開が関わるので注意が必要です。

「マイティ・ソー」―アスガルドを舞台にした毛色の異なるファンタジー



槌“ムジョルニア”と雷を操る神、ソー・オーディンソンを主役にした作品。北欧神話をベースにしたヒーローだけに、MCUの中でも一際ファンタジー色が濃厚です。神話が好きな方は一層楽しめるかもしれません。傲慢な神だったソーがヒーローとして、人の上に立つものとして、そして王として成長していくシリーズ作品です。

「アイアンマン2」から続く4番目の作品になり、このあたりから世界観の繋がりが強くなっていきます。のちのシリーズでも重要になる「四次元キューブ」に加えて、スーパーヒーローと連携し、内外の脅威に対処する組織「S.H.I.E.L.D.」も初登場。「アベンジャーズ」で描かれる「ニューヨーク決戦」に深く繋がる作品でもあるため、万全の準備がしたい方は観ておくといいでしょう。


単独作品としては、現在までに3本が公開。2作目の「ダーク・ワールド」では「エーテル(リアリティ・ストーン)」を巡るダークエルフとの戦いが描かれます。なお、3作目に当たる「バトルロイヤル」ではファンタジーというよりSFに近い世界観の作品に。ハルクが合流し、ギャグテイストが強められたりもしていますが、ソーの成長はしっかりと描かれています。

「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」―最古参のヒーロー、WW2を舞台に高潔さを描く


高潔な精神と驚異的な身体能力、そして“盾”を特徴とするアベンジャーズのリーダーことキャプテン・アメリカ。「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」では過去へと遡り、第二次世界大戦が舞台となります。“キャップ”の誕生、宿敵レッド・スカルとの戦いが描かれる本作では、キャプテン・アメリカの最も重要なファクターである「精神性」を感じ取れることでしょう。

映画作品内にはアイアンマンことトニー・スタークの父ハワードや、「四次元キューブ」が登場。さらに、のちの世界に影響を与える秘密結社「ヒドラ」や「S.H.E.L.D.」の前身となる「SSR」といった組織も。MCU世界の基盤とも言える設定が多く含まれています。


次回作にあたる「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」では、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフも重要な役割を担います。ファンからの人気も高く、かつ今後の展開に大きく影響していくので、ざっくりとMCUを追いたい方にも要チェック。

「アベンジャーズ」―最初の“アッセンブル”!



ここまでの5作品をまとめあげる1本。単独作品のあった4人(アイアンマン、ハルク、ソー、キャプテン・アメリカ)に加えて、ブラック・ウィドウホークアイが参戦。歴史に残る戦い「ニューヨーク決戦」が描かれます。クセのあるヒーローたちによる凸凹チームが結束して脅威を打倒する姿は、まさにアベンジャーズの様式美。

なお、以上の6作品がMCUにおける「フェーズ1」となります。ここまでの作品をおさえておけば、基本はバッチリ。時間に余裕がある方は以下に紹介する作品や「フェーズ2」以降を観るとさらに楽しめるかもしれません。

「エージェント・オブ・シールド」―「S.H.I.E.L.D.」を描く外伝ドラマ



「アベンジャーズ」で描かれた「ニューヨーク決戦」以後のS.H.I.E.L.D.を描くドラマ作品。「マイティ・ソー」、「アベンジャーズ」に登場したエージェントのフィル・コールソンを主人公に、影で世界を守るエージェントたちの姿が描かれます。

本作は、世界観の補強がしたい方、ゆったりと作品を楽しみたい方にオススメ。映画のような形式ではないので、毎日少しずつ観て日々の楽しみにしてみるのもいいかもしれません。現在はシーズン6まで放送されており、シーズン4では人気ヒーロー「ゴーストライダー」も登場します。

「ブラック・ウィドウ」―ナターシャの過去が解き明かされる



こちらは2020年5月1日に公開予定ですが、ブラック・ウィドウの単独作品。これまでは断片的に過去が語られる程度だった彼女ですが、本作ではついにその物語が紐解かれるとのこと。予告では“妹”のエレーナとやり残したことに挑む姿を確認できます。


どれもコミックを筆頭に膨大なバックグラウンドを持つ作品だけあって、全てを網羅するのは至難の業です。年末年始の休暇を使って各作品をチェックして、『Marvel's Avengers (アベンジャーズ)』の発売に向けてマーベル知識を蓄えてみてはいかがでしょうか。本記事で紹介されなかった作品や、個人的なオススメ作品などがありましたら、ぜひコメント欄にお寄せください!

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《杉元悠》
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