今年5月、海外メディアArs Technicaは『Sim City(シムシティ)』で知られるデベロッパーMaxisが、90年代に石油関連企業シェブロンの精製所作業員の訓練用に開発したとされる幻のソフト『SimRefinery』の記事を公開しましたが、なんと当時の作業員からそのソフトのプロトタイプ版を入手したという人物が現れたそうです。
彼はそのソフトをInternet Archiveにアップロード。これにより幻のソフトをブラウザ上で体験できるようになりました。全体的な雰囲気やシステムは『Sim City』に似ているものの、石油精製所仕組みを理解するためのオリジナル要素が多数含まれています。
長らく幻であった歴史の一部がこのような形でひょっこり現れるというのは非常に面白い話ですね。もし所有者がArs Technicaの記事を読んでいなかったら、そのまま埋もれて消えてしまっていたかもしれません…。
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