『ライフ イズ ストレンジ(Life is Strange)』シリーズの開発で知られ、最近ではPC/Xbox One向けに『Tell Me Why』をリリースしたフランスのデベロッパーDONTNOD Entertainmentですが、CEOのOskar Guilbert氏は海外メディアVentureBeatのインタビューにおいて同社が現在6本のゲームを開発していることを明らかにしました。
今年9月にはカナダ・モントリオールに新スタジオを設立し、『ライフ イズ ストレンジ』シリーズを手がけたLuc Baghadoust氏とMichel Koch氏がチームを率いて新規IPの開発を進めていると発表していたDONTNOD。Oskar Guilbert氏はモントリオールスタジオの重要性について次のように語っています。
「私たちにとってモントリオールスタジオは非常に重要でした。北米のプレイヤーに近づきたいということに加えて、プレイヤーベースの大部分は北米であり、『ライフ イズ ストレンジ』のようなゲームは北米が舞台です。さらにモントリオールは世界最大のゲームエコシステムの1つでもあります」
インタビューでは『The Walking Dead』シリーズで成功を収めるも2018年に倒産してしまった、エピソード形式アドベンチャーゲームの老舗Telltale Game(後にLCG Entertainmentが買収)にも触れ、「Telltaleを見て、単に物語を変えるだけでなくゲームの仕組みやルックアンドフィールをアップデートすることが重要であると学んだ」と述べるとともに、毎回同じことに固執せず革新を続けていくと今後の展望を示しています。
DONTNODの作品が好きな国内ファンも今後どんな作品が登場するのか楽しみにしているのではないでしょうか。なお、現地時間2020年12月1日にはPC/PS4/Xbox One向けに新作『Twin Mirror』が海外発売予定です。