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PS5版『仁王』&『仁王2』プレイレポ―爆速ロードで“落命”も苦にならない

“落命”してから約3秒で復帰!

家庭用ゲーム PS5
PS5版『仁王』&『仁王2』プレイレポ―爆速ロードで“落命”も苦にならない
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様々な妖怪や史実の武将たちが登場する戦国時代を舞台に、緊張感あふれるアクションを楽しめる『仁王』および続編の『仁王2』。“死にゲー”として確固たる地位を築いているこの2本が、PS5『仁王 Remastered Complete Edition』、PS5『仁王2 Remastered Complete Edition』、PS4/Steam『仁王2 Complete Edition』(以下、『仁王 Re CE』『仁王2 CE』『仁王2 Re CE』)として新たに登場します。

今回編集部では、PS5向けタイトル『仁王 Re CE』『仁王2 Re CE』を一足先に体験してきました。より美しく、より快適になった『仁王』シリーズのプレイレポートをお届けします。

※本稿のスクリーンショットは全て「PS5スタンダードモード」で撮影したものになります。

“落命”から約3秒で復帰!



今回発売される『仁王』シリーズは、最初からDLCが全て入ったいわゆる「完全版」となっています。その事自体もお得さを感じさせる大事な要素ではありますが、何より大きいのはPS5に対応したことでしょう。今回の先行プレイではPS5版をプレイしましたが、その快適さには本当に驚きました。


だって、落命から約3秒で復帰できるんですよ!落命後のロード画面から3秒ほどでロードが終わる!何回も何回も死にながら攻略の糸口を見つけていく「死にゲー」にとって、死亡時のロード時間はプレイヤーの集中力や気力に直結してくる部分。ここが長すぎると、緊張感を保つことができず、ダレてしまうこともあります。また、単純に1プレイごとの試行回数が変わってくるので、同じ時間のプレイでも、PS4版と比べ濃密な時間を過ごせるはずです。『仁王』シリーズは、もとよりロード時間が短い印象でしたが、3秒ともなればその差は十分に体感できるでしょう。


もっとも、ロード中に一息つきたいという方や、表示されるTipsをじっくり読みたいという方もいるでしょう。でもご安心ください。『仁王』シリーズは「ボタンを押してロード画面を閉じる」タイプのゲームです。ロードが速すぎて読めない・休めないということはありません。ちなみに、両タイトルともにPS5版では「×ボタンで決定」となっています。PS5を買ったばかりでまだ慣れていないという方は、ご注意を。


ロード時間の恩恵はなにも落命時だけではありません。ミッション選択から開始までのロードももちろん短くなっています。『仁王』シリーズは死にゲーであると同時に、いい装備を求めて何度もミッションに挑むハクスラ要素も含んでいます。ロードの高速化は周回効率にも貢献してくるはずです。


そして、ロード以外にも、PS5版ではグラフィックス面に強化が施されています。主な仕様としては以下のようになります。

■PS5『仁王 Re CE』『仁王2 Re CE』共通

PS5用ゲームモード

「4Kモード」
4K対応モニターにより、高精細な仁王の世界観を体験(解像度 2160p, フレームレート 60fps)。

「120fpsモード」
120fps対応モニターにより、滑らかなアクションを体感(解像度 1080p, フレームレート 120fps)。

「PS5スタンダードモード」
PS4より向上したグラフィックスでゲームを体験(解像度 1080p, フレームレート 60fps)。
各種グラフィックス品質向上オプション(下記)が適用される。
・木、草の影更新が有効
・地面の凹凸(テッセレーション)範囲の増加
・スクリーンスペースリフレクションの品質向上
・より多くのモデル表示

■PS5『仁王2 Re CE』のみ
モデルテクスチャ解像度向上によるグラフィックス品質アップ

これらを全て体験するには、それ相応のモニターが必要になってきますが、要するに『仁王』『仁王2』ともにより美しい表現を楽しむことができるということです。


ちなみに、今回は「4Kモード」「PS5スタンダードモード」を体験することができましたが、どちらの場合でも美しさは感じることができました。もちろん、「4Kモード」の方が美しさを感じるという点では上であるため、『仁王』シリーズが持つ和の美しさ・不気味さを最大限堪能するのであれば、4K対応モニターを用意するべきです。また、「4Kモード」「PS5スタンダードモード」ともにフレームレートは60fpsが安定して出ており、プレイ中も快適そのものでしたが、もっとヌルヌル動いてほしい!という方用に、120fpsモードも用意されています。その場合は、対応モニターが必要になります。


ロード、グラフィックス面をご紹介してきましたが、PS5版では他にも、「ハプティックフィードバック」と「アダプティブトリガー」に対応しており、弓の引き絞りや銃の引き金の感触、すねこすりを撫でたときの感触(!)などが再現されています。実際にこちらも体験しましたが、トリガーの重さや振動が手に伝わるというのは、画面の美しさや快適さとはまた違う進化を感じさせてくれ、臨場感や緊張感が増します。ただ、シビアな『仁王』の世界では、トリガーの重さが命取りになる可能性もあります。それはそれでリアルなものですが、気になる場合はオフにすることもできますので、ご安心ください。

他にも、3Dオーディオに対応しています。総じてPS4版よりリッチで臨場感の増したプレイフィールを得られるようになっています。

ちなみに、PS5『仁王2 Re CE』に関しては、PS4『仁王2 CE』も同時に発売されますが、PS4版はPS5版への無償アップグレードに対応しているので、先にPS4版を買うのも損にはなりません。また、PS4版とPS5版のクロスマッチングやセーブデータ移行にも対応していますので、PS5に移行したことでまた初めから、ということもありません。

なお、PS4版の無印『仁王2』もPS5版へのアップグレードに対応していますが、こちらはアップグレードの際に追加費用が掛かります。費用自体は、本編が110円(税込)、DLC1本につき22円(税込)と、何千円も掛かるものではありませんが、ご注意ください。クロスマッチングやセーブデータ移行に関しては、PS4版『仁王2 CE』と同じ仕様になります。アップグレードに関しては、こちらもあわせてご確認ください。


PS5『仁王 Re CE』『仁王2 Re CE』のゲーム内容に関しては、DLCが初めから実装されている以外、無印版とほぼ変更はありません。DLCが入っているので、追加武器種もゲーム開始直後から使用できるようになっています。唯一、新規追加点として、PS5『仁王 Re CE』には新たに「フォトモード」が実装されています。これは『仁王2』のそれと同等のもので、プレイ中に起動が可能。主人公のウィリアムさんを思う存分撮影することができるようになりました。


そして最後に、『仁王2 CE』発売記念として、期間限定配信特典 「はぐれソハヤ装束」「黄金の飾り鎧」の配信が行われます。こちらは2月4日から2月26日まで、『仁王2』全プレイヤーが「賜物」から入手することができますので、お忘れなく。

PS5『仁王 Remastered Complete Edition』および、PS5『仁王2 Remastered Complete Edition』、PS4/Steam『仁王2 Complete Edition』は、2021年2月4日発売予定。価格は以下のとおりです。

・PS5『仁王 Remastered Complete Edition』
パッケージ版、ダウンロード版ともに6,380 円(税込)。

・PS5『仁王2 Remastered Complete Edition』、PS4/Steam『仁王2 Complete Edition』
どちらも、パッケージ版、ダウンロード版(Steam版はダウンロード版のみ)ともに6,380 円(税込)。

また、PS5『仁王 Re CE』とPS5『仁王2 Re CE』をセットにした『仁王 Collection』も同時発売となります。こちらはパッケージ版、ダウンロード版ともに10,780 円(税込)です。
《編集部》
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