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【吉田輝和の絵日記】「投票」によって物語の展開が左右するSRPG『Project TRIANGLE STRATEGY』先行体験版で投票結果を操作した

敵に王子を差し出してはならない……ってあれ!?

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【吉田輝和の絵日記】「投票」によって物語の展開が左右するSRPG『Project TRIANGLE STRATEGY』先行体験版で投票結果を操作した
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今回はスクウェア・エニックスが贈るニンテンドースイッチ向けソフト『Project TRIANGLE STRATEGY』の先行体験版です。

本作は、硬派なファンタジー世界を舞台に、国同士のぶつかり合いが描かれるタクティクスRPG。プレイヤーは、高低差があるフィールドでユニットを戦略的に動かし、自軍を勝利に導くことになります。

『オクトパストラベラー』同様、レトロ感があるドット絵と3DCGが融合した表現「HD-2D」で描かれているのが特徴。本作は「『HD-2D』シリーズ第二弾」と位置づけられているようですが、第三弾もあるのでしょうか?

それはともかく本作では、なんと選択次第でストーリーが分岐するシステムがあります。

これは僕が喜ぶ要素しかないゲームじゃないか……!

先行体験版は物語中盤から。雰囲気を楽しもう!

物語の舞台はノゼリアと呼ばれる大地。3つの国がそれぞれの資源を巡り争いを続けていた。大陸全土を巻き込んだ大戦争はおびただしい数の死者を出し、疲弊した三か国は停戦をする。

だが、エスフロスト公国の突然の裏切りにより、侵攻を受けたグリンブルク王国は窮地に立たされるのであった。

僕は小難しいストーリーは大好きだが、理解力は乏しい。でも雰囲気は好き!

先行体験版は物語中盤を切り出したものなので、いきなり6話から開始する。

多少ストーリーがわかりづらくても仕方ない。なんとなく重厚な雰囲気を楽しもうっと!

会話イベント中にXボタンを押せば、その時に喋っているキャラクターの情報が閲覧可能だ。

これは主人公のセレノア。主人公側のキャラクターはみな良いヤツそうな顔をしている。

敵側のキャラクターはこれでもか!と言わんばかりに悪そうな顔をしていてちょっと面白い。あからさまな悪人顔だ。

吉田輝和もどちらかと言えば敵側の小物キャラの見た目なので、悪そうな顔をしている敵陣営が気になってしまう。

本作には、プレイヤーの選択がストーリーの分岐や仲間の加入に影響するので、もしかしたら敵側のキャラクターも仲間に出来るのかもしれないな~。

もし、敵側のキャラクターが仲間にできたら彼らのプライベートな部分を見てみたい。どんなキャラクターだって好きな食べ物もあれば趣味もあるだろう。

僕のようなむさいおっさんにも猫フィギュアをコレクションする可愛い趣味があるように、悪人顔キャラクターの意外な一面覗いてみたいなあ。

挟んで追撃!バトルパート

バトルは高低差があるフィールドで行われる。

高所や背後から敵を攻撃すると与えられるダメージが増加するので、上手い立ち回りが要求されそうだ。

武器による通常攻撃の他に、TPを使用して発動するアビリティも存在する。

TPはターン経過で貯まるので、消費の少ない小技を使うか、もう少しTPを貯めて消費の激しい大技を使うか悩みどころだ。

また敵を味方ユニットで挟んで攻撃すると追撃が発動し、2人分のダメージが与えられる。

ただ、追撃を発動したいからといって無闇に敵陣に突っ込んでいってしまうと……

ボッコボコに集中攻撃を受けちゃう。せめて防御力が高そうなユニットに突っ込ませるべきだったな。

睡眠などの状態異常を付与するアビリティや、氷の壁を生み出して敵の進行を阻むアビリティがあるので、戦略を練って戦うのが楽しそうだ。

仲間を上手くそそのかせ!RPGパート

ゲームはパートごとに分かれており、ストーリーパートではイベントが進行し、RPGパートではエリア内を自由に動き回って探索したり仲間たちと会話をしたり出来る。

エリア内に落ちているアイテムは逃さず収拾したい。

仲間との会話中に選択肢が現れることもある。

本作には、プレイヤーが取った行動によって上昇する「信頼パラメーター」という値がある。これは前述の通り、ストーリー分岐や仲間の加入に関わる重要なシステムだ。

王子の護衛について悩む仲間をそそのかすと、あくどい方に傾いていきそうだな!

先行体験版で発生する選択の中でも一番重要なのが「民の命を救うためにロラン王子を敵に差し出すか、犠牲を覚悟で王子を守るか」という投票だ。

投票の結果は多数決によって委ねられるので、主人公が「王子を敵に差し出せ!」と言っても、過半数の仲間が「王子を守れ!」という考えならその意見は黙殺されてしまうのだ。

黙殺されないためには「守れ」派を説得して寝返らせる必要がある。


町で聞き込みをして、寝返らせるに足る情報を収集する。

情報を得れば説得の際に選択肢が増える。

さあ君も「差し出せ」派に寝返ってはどうかな。今はもうこちらが多数派なんだぜ?

ふふふ……。

そして投票の結果は……

満場一致で王子を敵に差し出すことに決まった。

いや、王子本人も「差し出せ」派だったんだけど……そうか、王子に対して忠誠心が強そうな仲間も……。王子、なんかごめんな!


HD-2Dで描かれた懐かしくも美しいグラフィック、重厚な世界設定、投票結果によって変わるストーリー展開、そして悪人顔の敵キャラクターたち……どれも僕の好みにぶっ刺さりました!

ゲーム開始直後に「やや難し目のチューニングにしております」との記載があった通り、戦闘はかなり歯ごたえがありました。先行体験版では2つの状態異常アビリティなどを積極的に使ったり、位置取りに気を付けたりはしていたものの、クリアするのに仲間を数人犠牲にしてしまいました。

選択肢や投票による分岐システムでどの程度ストーリーが変わっていくのか、『ファイナルファンタジータクティクス』シリーズのようなジョブシステムなどはあるのか……気になるポイントは盛り沢山です。発売予定は2022年とまだ先なのでさらなる情報に期待してます!

とりあえず……今度は王子を守るためにもう一度プレイしていこうと思います。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 最近、『スカイリム』を二人でプレイする絵日記企画「スカイリム二重人格ロールプレイの旅」をはじめた。同企画の最新話通知用Twitterはこちら。吉田輝和個人のTwitterはこちら

「吉田輝和の絵日記」で取り上げてほしいゲームタイトルがありましたら、こちらの申込みフォームで教えてください!すべての要望には応えられませんが、それでも出来るかぎり応えていきたいと思います。
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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