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きみのPCにも感染者がいっぱいやってくるよ、よかったね!PC版『Days Gone』プレイレポ

感染者がいっぱい出てきて好き放題に暴力を振るえるオープンワールドゲームが、PCでも遊べるぞ!

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きみのPCにも感染者がいっぱいやってくるよ、よかったね!PC版『Days Gone』プレイレポ
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突然の質問ですが、皆さんはどのようなゲームが一番好きでしょうか?難しい質問ですよね。

2021年現在、ビデオゲームには様々なジャンルが存在しており、その中には人気なものも不人気なものもあります。筆者の個人的な研究結果によると「ハードコアゲーマーのためのWebメディア」を謳うGame*Spark読者のみなさんが好きなタイプのゲームとはおそらく「自由度が高く、怪物がいっぱい出てきて、好き放題暴力を振るえ、なおかつSteamで発売されるもの」なのではないでしょうか?当たっていますか?

そして、明日5月18日には、なんとその条件をすべて満たすゲームである『Days Gone』のPC版がSteam/Epic Gamesストアで発売されるのです。2019年にPS4で発売され、続編の有無が話題になるなど根強い人気のある本作。「めっちゃ好きそうなゲームじゃん!でもSteamじゃないしな……」と諦めていたPCゲーマーにとっては、ようやく遊べるチャンスが来たというわけです。ということで今回は、そんな本作をちょっとだけ事前プレイしてきましたので、そのプレイレポートをお届けします。

本作はバイカー(「バイクってカッコいいし好きだなあと思っている人」のことです)である主人公のディーコンとなって、人助けをしたり、感染者を倒したり、死んだっぽいが生きているかもしれない妻の消息を追ったりしてゆくゲームです。相棒のブーザー共々、ちょっといかつい風体なので近寄りがたい雰囲気がありますが、そもそも粗野なタイプなので暴力に慣れており、人情味もあるので文明が崩壊していて感染者とかいっぱいいるときには頼りになります。

バイカー主人公なので「バイク」は本作のもっとも特別な要素です。バイクでの移動は便利ですが、ガソリンがなくなったらどこかで探してこなければいけないですし、ぶつけて壊れたら修理をしなくてはいけません。もちろん性能や外見の改造もフィーチャーされており、バイク好きにはたまらない要素でしょう。

筆者はあんまりバイクには興味がないですが、とはいえやっぱ「改造」とか言われるとテンションが上がります。ゾンビもののゲームはこの世に無数に存在しますが、バイカー文化が(主人公サイドとして)取り上げられるのは本作独特のことでしょう。

バイク要素以外は極めて優等生的な作りで、たとえばステルス状態で敵をマーキングしたり、マップの素材を集めて回復薬をクラフトしたり、レベルが上がったらスキルポイントを使って主人公を強化したりなど、オープンワールドゲームに慣れたプレイヤーにとってはかなり馴染みやすいものです。

そのため冒頭からかなり遊びやすく、感染者が徘徊する世紀末的な世界観なのにどことなく実家に帰ってきたかのような安心感、癒やし感があります。ちょっと痛そうだったりグロいみたいな要素はありますが、ホラーな感じはあまりしないので、怖いのが苦手な人でも普通に遊べるんじゃないでしょうか。

筆者は勝手に本作のことを「めっちゃたくさんの感染者に追っかけられまくる大変忙しいゲーム」だと勘違いしていましたが、そういう場面は(少なくとも序盤を遊んだ限りは)そう多くはなく、あくまで「そういう状況もあるにはある」という感じでした。グラフィックは大変美しく臨場感もあるので(癒やされてばかりではなく)、緊張感のある戦いも楽しめます。

もちろんPC版ということもあってキーバインドも自由自在です。フォトモードの操作まで細かくいじれるので、「こだわりの写真」を撮りたいプレイヤーには嬉しいところでしょう。もともとコンシューマーのゲームですし、運転が絡むゲームなのでパッドで遊ぶのも中々快適です。こういうタイプのゲームを遊ぶ時、「運転時はパッド、狙いたい場面ではキーボード&マウス」というスタイルを選択できる、というのもPC版の強みだと思います。

筆者はPS4版を遊んでいないので比較はできませんが、PC版ではグラフィックが改善されており、ウルトラワイド画面にも対応しているそうです。なので、そういうモニターを持っているプレイヤーであればさらに没入感を高めて遊べるでしょう。

せっかくPC版で遊ぶなら、PS4版よりも盛ったスペックでプレイする、というのは楽しみ方の一つですよね。そういう意味では、既プレイの方であっても気持ちを新たにして再度遊べる作品です。

本作の大きな魅力の一つに挙げられるのが、そのストーリーです。発売時にはよく「海外ドラマ」(おそらく『ウォーキング・デッド』のことでしょうね)と比較されていた印象がありますが、その評価に違わない、重厚すぎない感じの、キャッチーな人間ドラマが繰り広げられます。話の先が気になるのでどんどん進めたい、でも寄り道もしたいし……というジレンマにさいなまれることも多いです。

やりこみ要素も盛りだくさんな本作。短いプレイレポート期間では序盤しか遊べませんでしたが、スタンダードな要素を満たし、よいグラフィックで、「普通にかなり遊べるゲーム」だと思います。今まで興味を持っていた方はもちろん既プレイの方にもおすすめですし、なにせ(冒頭にも書きましたが)Game*Spark読者の多くが好きなタイプのゲームだと思いますので、この機会に是非遊んでみてください!

《文章書く彦》
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