世界で最も自由度の高いオンラインタイトルの1つ『ArcheAge』に、新たな適性の「狂気」、そして新武器の「散弾銃」が7月14日のアップデートで追加されます。本稿では、1年半ぶりに追加となる適性や、新たな遠距離武器がどのようにプレイスタイルに変化を与えるかを紹介します。
そもそも『ArcheAge』ってどんなゲーム？
『ArcheAge』は、2013年にサービスが開始された韓国のファンタジー小説を原作とする基本無料のMMORPG。幅の広いキャラクター育成要素や恐ろしく自由なプレイスタイルが特徴です。プレイヤーが選択できる「職業」は、近接攻撃や魔法攻撃など、さまざまな特徴を持った適性から3つを組み合わせることによって構成。今回新たに「狂気」が追加されたことにより、適性は全13種に。その組み合わせで生まれる職種は220種から286種へと増加しています。
本作のプレイヤーは、「ハリハラ大陸」か「ヌイア大陸」の勢力のどちらかの種族を選び、広大な世界で冒険者としてだけではなく、農家や職人、音楽家として生きていきます。両大陸の勢力は敵対しているため、フィールド上で相手の勢力のプレイヤーと遭遇すると戦闘が発生することも。現在は第3勢力として「海賊」も加わり、三つ巴の戦いが繰り広げられています。
他にも、泥棒や放火といった犯罪に手を染めることも可能ですが、他のプレイヤーから通報されるリスクや、捕まった場合はプレイヤーが陪審員となる裁判が待ち受けるなど、現実世界に近いシチュエーションも存在します。
従来のMMORPGとは異なり、冒険して敵を倒すだけでなく農業や配送業に専念してもレベルが上がっていくというシステムを導入。冒険に行かずとも自分のキャラクターを成長させることができるため、自分の好きなスタイル、好きなペースで進めることができます。
適性「狂気」と武器「散弾銃」との組み合わせ
散弾銃は、弓と同じく遠距離武器スロット用となります。「狂気」との組み合わせでは、複数の敵をまとめて攻撃できるだけでなく、火力も強力です。散弾銃の種類は62種類が一度に追加されますが、種類によって見た目が大きく異なるので自分のキャラに似合うデザインの散弾銃を見つけられるのではないでしょうか。
Game*Spark編集部は、テストプレイにて「狂気」「ロマン」「野性」を組み合わせた吟遊ハンターと、「狂気」「魔法」「使命」を組み合わせた闇のガンナーを体験。散弾銃は遠距離だけでなく広範囲への攻撃もできるので、かなり扱いやすい印象でした。スキル「ブラストショット」で複数の敵に攻撃がヒットすると非常に気持ちいいです。
「狂気」と「散弾銃」の組み合わせのみのスキル「狂気の弾丸」は、攻撃をヒットさせ「理性」を60まで貯めると使用できる、一定時間のみ「マッドネス」を発動する強力なスキルです。マッドネスが発動している間は、攻撃力が上がるほか、スキルのクールタイムも短くなるため、高い火力で敵を一気に仕留めることができます。
今回テストプレイで用意された職業はややテクニカルな操作を必要とするものでしたが、前述したように適性の組み合わせによってキャラクター特性は大きく変わるので、試行錯誤して自分のプレイスタイルにあった職業を模索するのも楽しみの一つとなっています。
アップデートにあわせ、7月14日より適性の変更にゲーム内マネーを使わずに行えるイベントも開催されるとのこと。「狂気」に興味をもった既存プレイヤーはもちろん、最初から「狂気」は選択できるので、今回『ArcheAge』に興味を持った方もプレイしてみてはいかがでしょうか。
『ArcheAge』は、基本無料タイトルとしてPC（Windows）向けに配信中です。
