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紙飛行機フライトADV『Lifeslide』―カジュアルな見た目ながら、ハードコアゲーマーの方々にも楽しんでもらっている【開発者インタビュー】

ブルガリア産のゲームです。

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紙飛行機フライトADV『Lifeslide』―カジュアルな見た目ながら、ハードコアゲーマーの方々にも楽しんでもらっている【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Dreamteck開発、PC向けに8月6日にリリースされた紙飛行機フライトアドベンチャー『Lifeslide』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、2019年にApple Arcade向けにリリースされたフライトアドベンチャーのPC版。プレイヤーは紙飛行機を操り、刻々と変化する風景の中を目的地に向かって進んでいきます。28のユニークなステージや神秘的で癒されるサウンドも特徴です。日本語にも対応済み。

『Lifeslide』は、1,520円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Dimitar Tsaprev氏(以下Mitko)DreamteckのCEOで、本作のクリエイティブ・ディレクターを担当したDimitar Tsaprevです。Mitkoと呼んでください。私は『Half-Life』『ソニック』(特に『ソニック ヒーローズ』)『ファークライ』『レイマン』、『Command&Conquer: Red Alert』や『Planetary Annihilation』といったRTS、『TrackMania』のようなレースゲームが大好きです。好みの幅はかなり広いと思います。

――本作の開発はなぜ始まったのでしょうか?

Mitko本作の開発は2016年に始まりました。重力を感じながら滑空し、美しい景色を眺めながら空中を漂う…という感覚を体験できるという、かなり具体的なものを作りたいと私は思ったのです。当時、そのようなゲームを他に見つけることができませんでしたので。

――本作の特徴を教えてください。

Mitko本作はとても特徴的な作品だと思いますが、これは強みでもあり弱みでもあります。本作は『風ノ旅ビト』や『Flowery』のようなリラックスできるカジュアルゲームのような見た目ですが、実際に遊んでみると、リラックス体験と同時にとてもチャレンジングな要素も混ざっているのです。この「リラックス/エモーショナル」と「チャレンジング/イライラ」が混ざり合い、本作を一際目立つ作品にしていると思います…もしくは、穴に埋めたくなるかもしれませんが…。

――本作はどのような人にプレイしてもらいたいですか?

Mitko私が考える本作にぴったりのプレイヤーは、ゲームと言うものが大好きでありながら、ゲーム体験全体を感情的に受け入れることができる人でしょう。そうは言うものの、本作はスピードラン(タイムアタック)をするようなハードコアゲーマーの方々にも楽しんでもらっています。本作の空を飛ぶシステムは簡単でありながらも奥深いものとなっているのです。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Mitko本作は私が動画で見たマウンテンバイクやパラグライダーから主に影響を受けています。何か特定のゲームから直接的な影響を受けたと言うことはありませんが、私は子供の頃、『ソニック』『STAR WARS Episode I Racer』、そして他の流体運動が使われたゲームが大好きでした。これらの作品が本作に与えた影響もあると思います。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Mitko新型コロナのせいで自宅から開発を行わなければいけなくなり、開発チーム内のコミュニケーションが減ってしまったことから、少し開発が遅れてしまいました。とは言え、それほど深刻なものではありませんでした。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Mitkoはい。どのようなプラットフォームでも、配信や収益化をしていただいて大丈夫です!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Mitko本インタビューを読んでいただき、ありがとうございます!もし本作のようなゲームが好きではないとしても、ぜひ一度遊んでみてください!Steamには無料の体験版もありますので、遊んでみれば驚くかもしれませんよ。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に400を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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