2021年11月12日に発売となる『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』。
本稿では、本作に関する気になる情報を一挙にまとめてご紹介いたします。この記事でおさらいをして、準備万端で懐かしのオープンワールドに飛び込みましょう。
懐かしの名作が美麗なグラフィックで蘇る!
このトリロジーでは、『グランド・セフト・オートIII』(2001)『グランド・セフト・オート: バイス・シティ』(2002)『グランド・セフト・オート: サン・アンドレアス』(2004)の、3D初期シリーズ3作品がリマスターされて蘇ります。
今年で20周年を迎える『GTA III』はビデオゲームの歴史において非常に重要な作品であり、PS2などでオリジナル版をプレイしたゲーマーも多いのではないでしょうか。
リマスターされるにあたってグラフィックの向上はもちろん、素早いリトライや『GTA V』準拠の操作形態などゲームプレイ面の改善など現代向けの調整が多数施され、遊びやすくなっています。
グラフィックの比較動画はRockstar Gamesおよび海外メディアIGNにて2本の動画が公開されており、テクスチャやライティング、3Dモデルや反射表現など、飛躍的な向上がみられます。
また、『GTA』で重要なのが運転時に聴けるラジオ曲で流れる楽曲たち。海外メディアVGCがRockstar Gamesから得た情報によりますと、残念ながらマイケル・ジャクソンの楽曲などオリジナル版から削除されたものが多く存在するとのことです。
必要スペックは? バラ売りはされる? 気になる点を一気におさらい
さて、気になるのは「グラフィックは良くなってるけど、17年から20年前のゲームのリマスターってどのくらいのPCスペックや容量が必要なの?」というところではないでしょうか。
すでに公開されているPC版の必要/推奨スペックでは、GPUは推奨でGTX 970と低めですが、メモリは最低8GB、推奨16GBと少し高め。また、3作品すべてをダウンロードすると45GB以上のファイルサイズとなるようです。詳細なスペック情報はニュース記事をご覧ください。
そして、PS5/Xbox Series Xでは4K60FPS、スイッチ版ではタッチスクリーンやジャイロ機能にも対応しており、ゲーム機版ならではな楽しみ方もできそうです。
定価は7,700円となりますが、各作品5,000円でバラ売りもされているので、好きな作品だけプレイすることも可能。PlayStation Nowには『III』、Xbox Game Passには『サン・アンドレアス』とゲームサブスクサービスへの配信も行われます。
なお、12月7日にはPS4/ニンテンドースイッチ向けのパッケージ版の発売も予定しており、Amazonなどの通販サイトではすでに予約受付が開始。スイッチ版はインターネットから追加ダウンロードが必須になるようですので注意しておきましょう。
トリロジー発売に伴いオリジナル版は配信停止へ
このトリロジーの発売に伴い、オリジナル版のデジタル販売は停止に。過去に購入していた場合は今後もライブラリに残りますが、Steamなどの各プラットフォームではすでに購入が不可能になっています。Steamレビューなどでは、別れを惜しむ投稿が多く寄せられました。
また、発売直前にはRockstar Gamesによりリマスター版を使用した名場面のGIFがGIPHYに登場。2019年にブームとなった「Ah shit. Here we go again.」など様々な印象的なシーンを気軽に投稿することができます。
『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』はPC(Rockstar Games Launcher)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けにいよいよ11月12日発売です。