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オカルトまみれの青春模様が結構楽しそう!?タクティカル要素が骨太な海外キャンパスSRPG『Demonschool』試遊レポ【TGS2022】

オカルトと戦いながらキャンパスライフを満喫……? 結構骨太なタクティカルRPG『Demonschool』を遊びました。

連載・特集 プレイレポート
オカルトまみれの青春模様が結構楽しそう!?タクティカル要素が骨太な海外キャンパスSRPG『Demonschool』試遊レポ【TGS2022】
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東京ゲームショウ2022にて、「Ysbryd Games」ブースで出展されていたニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam、Epic Gamesストア)向けRPG『Demonschool(デモンスクール)』。オカルトを調査する大学生になって、様々な怪異と戦っていくタクティカル要素の強い一作となります。

Necrosoft Gamesが制作した本作は、個性的なキャラたちと海外の大学生活が味わえる操作パートや、かなり手ごたえがあるバトルパートが特徴的でした。本記事では、そんな『Demonschool』の試遊レポをお届けしていきます。

◆結構楽しそうな海外キャンパスライフと、良い味出してるデスティンくん。

出展されていたデモプレイにはストーリーパート、ボスバトルパートのふたつが準備されていました。まずはストーリーパートからプレイ。「フェイ」を初めとしたメインキャラの4人がオカルトにまつわる事件を調査してるシーンからゲームがスタートしました。どうやら学校に関わる秘密の儀式を調べている様子……。

日本語役もかなりツボを押さえていて、テンポよく会話が進行していきます。「フェイ」がリーダー、「ヌート」が頭脳役といったようにわかりやすいキャラ立てがなされており、事前情報の少ないデモプレイでも事件の概要、関係性がなんとなくわかるようなやり取りが展開。

ボケ担当(?)の「デスティン」くんなどはシリアスな雰囲気になった時に威勢よくネタを挟んで場を和ませてくれ、でもプレイの短い間で「デスティンくんの性格、好きだな……」と思わせてくれました。初っ端から好きになれるキャラが見つかるシナリオに関心していると、推理を邪魔するように悪魔にとりつかれた学生を引き連れたヤクザが登場。バトルに突入します。

戦闘はターンごとに、行動を時系列順に設定しておくシステム。準備が終われば、味方・敵の双方がアクションを開始していきます。筆者がこのタイプのゲームをあまりやってこなかったのもあってか、なかなかに骨太な難易度に感じられました。

印象深かったのはアタッカーが4人中2人だけという点、そして移動方向が(サイドステップをのぞけば)8方向に限定されていること。

こちらがなかなか厄介で、常にキャラの位置取りに気を付けていなければ、肝心な時に敵に攻撃を加えられなかったりと、先を予想しておかないと後が辛いバトルシステムになっていました。サポーターの「ヌート」が味方のバフ・回復を担っていたりするので、彼の移動ルートにも気を払いつつバトルを展開。ギミック要素のある敵もいるので気をつけなければいけません。

かわりにこちらにはコンボが存在。カットイン演出と共に仲間と連撃することが可能です。これが決まれば一気に戦局が有利に傾きます。もちろん、コンボでも重要になるのが位置取り。本作では攻撃よりもその後に繋げる連携こそ重要なシステムになってきそうです。

バトルが終われば日常パートに移行。こちらは陰鬱だった先ほどとうって変わって、策謀の陰はあるものの割と明るいキャンパスライフとなっていました。

◆ボス戦はギミック満載で難易度高め!? 位置取りが最重要かも……。

ある程度ストーリーをクリアしたところで、ホーム画面に戻ってデモプレイ版のボス戦にチャレンジ。ストーリーモード序盤で謎解きをしていた状況から一気に進展し、街の住人にも影響が及んでおり、もはやボスを倒さないと色々取り返しがつかなそうな世界に変わっていました。が、ここでもデスティンくんのアホっぽさが炸裂……! 改めて「いいキャラしてんなぁ……!」と思わせられます。

派手な演出と共に出てきた巨大骸骨が、デモプレイ版でのボス。次々とモンスターをポップさせていき、それらを処理しながらボスへの攻撃も的確にこなしていかないとすぐに追いつめられると実感します。

位置取りが上手くいかなくて雑魚戦ですら苦戦していた筆者が「割と普通に、勝てる気がしない」と思い始めていたころ、ブースにいらっしゃったNecrosoft Gamesの方が「ボスが地面につきたてた指を攻撃していくと有利になる」とのアドバイスをくれました。たしかに、画面上にはヒントマークが発生しています。

アドバイスに従ってそこを攻撃すると、えげつない感じで骸骨から脳みそと眼球が勢いよくボロり。ここぞとばかりにボコろうと思いますが、この時は位置取りが悪かったためすぐ攻撃に転じられたのはデスティンくんのみ。

しかしこれさえ知っていれば倒せると、ボス周辺に4人の仲間たちが集結するようにターン開始したところ、ボロりと落ちてきた脳みそに全員まとめて潰されて、全滅してしまう結果に……。もちろん、このゲームオーバーでデモプレイは終了しました。


さて、今回遊んだものはデモプレイ版なので完成版にはどれほどのギミックが用意されているのかはわかりませんが、少なくとも試遊での段階ではその多彩さに驚かされました。そして、すべての起点になる「位置取り」を重視したゲーム性も魅力的です。筆者の未熟な腕を差し置いても、かなり手ごたえのあるゲームになっていくのでは? と予感できます。

海外のキャンパスライフを楽しみながら、多種多様なモンスターと戦っていく『Demonschool』。2023年リリース予定となっていますので、興味のある方は注目しておいてはどうでしょうか。

《高村 響》

ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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