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ドラマ「フォールアウト」で熱視線の“作中時系列”問題に新たな説が浮上。登場人物が「わざと嘘をついていたのかも」と初作開発者が語る

単純に「大規模IPではロアの漂流は避けられない」との見解も示しています。

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ドラマ「フォールアウト」で熱視線の“作中時系列”問題に新たな説が浮上。登場人物が「わざと嘘をついていたのかも」と初作開発者が語る
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!注意!
本記事にはドラマ「フォールアウト」のネタバレが含まれます。

ドラマ「フォールアウト」

初代『Fallout』開発者の1人として知られるティム・ケイン氏が、ドラマ「フォールアウト」配信開始から話題となっている『Fallout』シリーズの正史に関する論争に一石を投じました。

シェイディ・サンズへの核攻撃

ドラマ「フォールアウト」内で「シェイディ・サンズ崩壊」が2277年であったと示されていたことから、2281年の出来事を描いた『Fallout: New Vegas』との矛盾であると指摘があり、ベセスダ・ソフトワークスは“『Fallout: New Vegas』をシリーズの正史から外すつもりだ”との憶測まで広がっていました。

それについて同社のエミール・パグリアルーロ氏とトッド・ハワード氏が『Fallout: New Vegas』は正史であると明言し、さらにハワード氏はシェイディ・サンズへの核攻撃は2277年ではなく『Fallout: New Vegas』直後の出来事であったということも説明していました。


初代『Fallout』開発者も言及

ハワード氏が語ったことによって一応の決着はついた本件ですが、この度初代『Fallout』開発者のひとりであるティム・ケイン氏が自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画の中で言及しています。上記のドラマ「フォールアウト」内の場面ではVault内で黒板に書かれている内容としてシェイディ・サンズについて説明されていたことから「子ども達に嘘をついていたかもしれません」とケイン氏は発言。『Fallout: New Vegas』の登場人物が日付を間違えていた可能性にも触れつつ、“信頼できない語り手”説を披露しています。これについては「『Fallout』にはゲーム内で登場人物に真実ではないことを語らせてきた歴史がある」とも付け加えています。

これは作中の出来事を素直に楽しむという視点の提供ですが、ケイン氏はドラマ「フォールアウト」によって『Fallout』シリーズの正史に疑問が生じたことについて「大規模IPではロアの漂流は避けられない」と、制作側の視点でも見解を示しています。


ドラマ「フォールアウト」はAmazon Prime Videoにて配信中です。


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《いわし》

誰かにスイートロールを盗まれたかな? いわし

兼業ライター、Game*Sparkにて主にニュース記事を担当。幼少からのゲーム好きだが、どちらかといえば飽きっぽいやり込まない派であるため、そのゲーム経験は広く浅い。その中でもよく触れるジャンルはRPGやFPS・TPS、あまり手を出さないのはSTGやノベルゲームで、特にベセゲーとハクスラが大好物。尊敬する人物はLA馬場。

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