
ビデオゲームではファンタジーからSFまで多種多様な世界に没頭できます。きっかけさえあれば、それは年齢をも問わないようです。西部劇アクション『レッド・デッド・リデンプション』がいままでゲームにさほど興味のなかった75歳の父を魅了し虜にした、という海外ゲーマーのエピソードが話題になっています。
操作が難しくとも絶対にプレイして欲しい―親子二代で西部劇アクションを楽しむ

Redditに投稿された内容によれば、西部劇が大流行していた時代に育ち、ガンマンたちのあらゆる物語を語ってくれた父について、投稿者がPC版の『レッド・デッド・リデンプション』をコントローラーを含めてプレゼントしたことがこのエピソードのきっかけだったようです。
投稿者はこれまでも父に様々なゲームをお勧めしたようですが、『Mass Effect』シリーズは気に入っていたものの、『XCOM』『Imperator: Rome』『Mafia II』などは上手くプレイできずに一度プレイしたきりで終わってしまった模様です。投稿者は自身も傑作だと感じている本作について、操作が難しいとしても西部劇が大好きな父に絶対にプレイして欲しいと思い、必要に応じてサポートできるように準備して勧めました。
心配した通り操作に苦労していた父に対して、投稿者はビデオ通話で基本の部分から説明。最初はミッションをなんとかクリアする状態であったものの、すぐに西部劇の戦いに慣れていき、既にクリアも目前まで来ているのだといいます。
ダッチやハビエルといった登場人物たちの名前も全て思い出せるほど物語に没頭している父について、投稿者は最近のゲームであったとしても遊び方を学ぶのに遅すぎることはないという旨の想いを語りました。
操作が難しいゲームに75歳が新たに挑戦した本投稿には、『エルデンリング』をプレイする71歳の祖母、『Black Mesa』を楽しむ77歳の父など、世界中から様々な報告が。もちろん、自分たちも老後にゲームを遊び続けたいという声も挙がっています。
加齢による体力の衰えなどが心配になるゲーマーの老後ですが、年齢を問わずゲームを楽しんでいる歴戦の姿は心強い存在になっている模様です。
My 75 year old father has almost finished Red Dead Redemption 1: Still can't believe it
byu/SlightWerewolf4428 ingaming
弊誌では85歳で『MSFS』をプレイするお父様や、『モンハンワイルズ』に心躍らせる65歳のハードコアゲーマーへのインタビューを掲載しています。興味をもった方はあわせてご覧ください。