
Reburnが現地時間4月25日発売予定だったFPS『La Quimera』は4月26日15時時点で購入できるようになっていません。同社はBlueskyにて技術的な問題に対処中であると告知しています。
『メトロ』シリーズ元開発者らが手掛けるSFFPS
本作はストーリー主導のFPSで、ディストピア的な未来のラテンアメリカを舞台としています。民間軍事会社の工作員として戦闘に参加する本作では、シングルプレイだけでなくオンライン協力プレイにも対応しています。
また本作を手掛けるReburnは4A Games Ukraineから改名したスタジオであり、『メトロ』シリーズなどの開発に関わったメンバーが所属していることでも知られます。
LA QUIMERA | OUT TOMORROW
— Reburn | La Quimera (@reburn.com) 2025年4月25日 4:47
Wishlist La Quimera now and prepare for your first steps into Nuevo Caracas: store.steampowered.com/app/2282350/...
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そんな本作の発売日は現地時間4月25日とされ、Blueskyでは4月25日5時頃の時点では「OUT TOMORROW」と予定通りであることが告知されていました。しかし4月26日0時30分頃にはリリースが遅れていることが知らされています。
技術的問題に対処中
Update: We are still working with Steam on technical issues to get La Quimera live. Hoping to resolve this or have an updated launch time soon to share with everyone. Thank you for your ongoing patience and support!
— Reburn | La Quimera (@reburn.com) 2025年4月26日 4:37
記事執筆時点(4月26日15時頃)でも購入できるようにはなっていませんが、同社からは4月26日4時30分頃にSteamとともに技術的問題に対処中であるとする告知を最後に情報は公開されていません。
海外メディアGameSpotでは同社のCEOから「ウクライナで直面している状況に対処しながら、できるだけ早く問題に対処するよう全力を尽くしている」との声明があったことを紹介し、4月24日にもロシアによるキーウへの大規模攻撃が報じられていたことに触れています。
一方で本作の内容について、Insider Gamingが「残念なデビュー作」、XboxEraが「on-the-nose(あまりにも直接的に語りすぎる)な脚本と好感を全く抱けないキャラクターによる酷いストーリー」、Wccftechが「もしこれが完全版なら、時間をかける価値はない」とのレビューを既に公開しているなど発売前から不安視されている状況でもありました。そのため、告知によれば発売が遅れているのは技術的な問題が理由ですが、内容面でのアップデートが期待されていることも確かです。
『La Quimera』はWindows(Steam)向けに発売予定。新たな発売予定日については記事執筆時点で未定です。