潜水艦協力ホラー『Darkwater』探索・戦闘・カスタマイズで過酷すぎる深海の旅を生き残れ!ソロはもちろんマルチプレイが最高に楽しい一作 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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潜水艦協力ホラー『Darkwater』探索・戦闘・カスタマイズで過酷すぎる深海の旅を生き残れ!ソロはもちろんマルチプレイが最高に楽しい一作

汚染・隔離された深海が舞台。探索も戦闘も楽しい高評価協力ホラー!

連載・特集 プレイレポート
潜水艦協力ホラー『Darkwater』探索・戦闘・カスタマイズで過酷すぎる深海の旅を生き残れ!ソロはもちろんマルチプレイが最高に楽しい一作
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イギリスのパブリッシャーPlaystackは、カナダのTargon Studiosが手がける協力型脱出ホラーゲーム『Darkwater』のSteam早期アクセスをスタートしました。

本作は、最大4人協力プレイに対応。プレイヤーは疫病の発生により政府がすべての海面を凍結させてしまった異界の惑星を舞台に、潜水艦で各地の基地を巡って燃料や資源を集めながら、生き残るための道を探し出すのが目的です。道中は他の潜水艦との水中戦や、さまざまな異形との戦闘も待ち受けています。

潜水艦の旅の中では、入手したお金で潜水艦に新しい設備を導入することも可能です。より強力な武器やクラフト施設、医療ベイなど多くの設備があり、レイアウトを含めて自由に設置できます。もちろん燃料や魚雷といったリソース管理も重要なので、迫りくる危機の中でバランス良い対応が求められます。

本稿では、リリースからSteamユーザーレビューで"非常に好評"を獲得している『Darkwater』の魅力を紹介していきます!


生き残るための道を探し出せ!

本作の基本的な流れは、プレイヤーが海図から移動できる地点を設定して探索や戦闘、突発イベントなどに対処していくというもの。イメージ的には『FTL: Faster Than Light』『Barotrauma』のシステムがかなり近いと思いますが、FPSなのが大きな特徴です。

ゲーム内では、メニュー画面からプレイできるチュートリアルが用意されています。チュートリアルでは潜水艦での戦闘や修理といった基本操作のほか、潜水艦の移動や前哨基地内での探索・肉弾戦といった要素を学べます。最後にちょっとしたサプライズも待ち受けていますよ。

潜水艦の旅で最も重要なのが「燃料」です。燃料はマップを1つ移動するたびに1つ消費するため、余裕を持っておく必要があります。燃料は道中のショップで購入できるほか、基地に落ちているものを運んだり、倒した敵船から奪うこともできます。もし0になったら、停止状態でイベント入手を祈りましょう。

『Darkwater』の目的は物資を補充しながら目的地までたどり着くこと。4つの区画に分かれていて、1つの区画に長く留まっていると不安定度が上がっていってしまいます。次の区画に進むための場所の方向は提示されているので、ルートをたどりながら効率の良い探索を進めていきましょう。

燃料は大切。

対潜戦に勝利せよ!修理と排水は大切

潜水艦での移動中、イベントマスではときに戦闘が発生することがあります。海賊に襲われる、困っている潜水艦を助けたら罠だった……といったものもあれば、ときには弱っている相手を見つけてこちらから襲いかかることもあるでしょう。いずれにせよ無事に勝利すれば資材をランダムで獲得できます。

戦闘のルールはシンプルで、プレイヤーはコンピューターから「魚雷を敵潜水艦のどの位置に撃ち込むか」を選択すれば、あとはオートで発射してくれます。司令室やエンジンを狙えば敵は船の操作に影響が出ますし、兵器室を壊せば攻撃を抑えられます。

戦闘で大切なのは船の修理です。敵の攻撃を受けると船体が漏水してしまうので、手にレンチを持って穴を塞ぐ必要があります。また、漏水してしまうと艦内に水が溜まっていくので、ポンプを使って排水しなければなりません。もちろん破損したエンジンなどの修理も必須です。

幸い自艦は多少の砲撃ですぐに撃沈されることはありません。砲撃がオートなので、修理を優先すれば序盤ならばいつの間にか勝利していること少なくありません。ただし、定期的に魚雷を装填する必要があるので気をつけましょう。こうした修理状況や魚雷の弾数などは、いつでも艦内のコンソールから確認可能です。

ショップで潜水艦をカスタマイズすれば、一度に発射できる魚雷の数を増やしたり、機雷を設置したり、ハープーンを発射したりできます。また、コンソール付きの設備を導入すれば、色々な場所で情報を確認できるようになります。情報と手数が増えることは戦力増強に繋がるので、資金に余裕がある時は惜しまずに投資しましょう。

横に拡張すれば通路も広い。

廃棄施設の探索が生存の鍵!

政府によって閉鎖状態になった深海では、多くの人々が今も閉じ込められています。マップ内では放置された家や鉱山、前哨基地といったスポットがあり、潜水艦をドッキングさせることで探索しながらアイテムを探すことが可能です。

探索できる施設の中にはクレジットや缶詰(回復アイテム)、燃料など色々なアイテムが隠されています。また、探索中は汚染された人間や怪物などの敵も出現するので、しっかりとレンチや武器で武装しておきましょう。敵の攻撃を適切にガードすることで、相手をひるませることもできます。

プレイヤーは最大で6つまでアイテムを持てるので、探索中はしっかりとインベントリに余裕を持たせましょう。潜水艦に戻ればアイテムを保管(クレジットは自動加算)できるので、広いエリアの探索では往復することも。アイテムを見つけるのは多少コツが要るので、敵を倒して安全を確保するのも大切です。

施設によっては時限爆弾が仕掛けられており、解除できない場合は浸水してしまうこともあります。酸素ゲージが無くなってしまえばあっという間に命が尽きてしまうので、もし不可解な音や爆発があった場合は即座に探索を切り上げましょう。逆にトラブルがない施設はゆっくり探索できるので、隅々までアイテムを探したいですね!

チューブワームの缶詰は貴重な回復手段。

潜水艦の戦いでもクレジットなどは獲得できますが、施設探索の方が実入りが良いように感じました。もちろん敵に殺される危険性はありますが、ショップでナイフや銃などの武器を購入すれば被害も抑えられます。生き残るためには探索が絶対に欠かせないので、入念な準備をしましょう。

マルチプレイが楽しい!助け合えば生存率アップ

本作は最大4人までのマルチプレイに対応しています。ゲームモードはマルチプレイ(グローバル/プライベート)とソロオフラインが用意されていて、グローバルマルチプレイでは、アジアや西アメリカ、ヨーロッパなどの地域を指定して入れるルームを検索できます。

ある程度自動的に攻撃してくれる仕様など、本作は一人プレイでも十分に楽しめますが、マルチプレイだとまた違った印象で楽しめます。まず大きな違いを生んでいるのは、施設の探索中に敵に倒されても全滅しなければゲームオーバーにならないという点。殺されたプレイヤーは専用の待機室に送られ、救助を待つことができます。

『Darkwater』の陸上戦はかなり難しく、汚染された人間から貝、カニ、そしてエイリアンのような怪物まで多彩な敵が待ち受けています。フレンドリーファイアがONなので集団で戦いづらいのもあり、探索中は孤立して殺されてしまうことも珍しくありません。

海戦でもマルチプレイであれば役割分担ができるので生存率は大きく跳ね上がります。区画ごとに担当したり、1人がポンプでの排水を担ったり、潜水艦の操作を任せて魚雷装填などのサポートに回ったり、集団ならではの強みを大きく活かせます。後半になれば敵潜水艦も強くなっていくので、マンパワーで対抗できると心強いですね。

参加プレイヤー全体に鳴り響く「スピーカー」ツールなどもあり、もしボイスチャットが使えなくても通達や連絡がしやすいのも大きな利点。マウスを上下に振る“お辞儀”が最高のコミュニケーション手段として活用できるのが何となく嬉しい……!

死んだ、もしくは途中参加だとモニター観戦。
最高に便利なスピーカー

『Darkwater』は、潜水艦と生身の2つのパターンでの探索と戦闘を楽しみながら、過酷な世界を旅する面白さを味わえます。操作がFPSという違いはありますが『FTL: Faster Than Light』のような作品が好きな人であれば、大いにハマれるのではないでしょうか。日本語対応しているのも評価したいポイントです。

マルチプレイが本当に楽しく、フレンドと一緒でなくても「潜水艦を撃沈されない」「お金や資源を集めて目的地を目指す」というシンプルなルールの元で自然と協力できます。もちろんフレンドとボイスチャットで遊べれば、より安定したプレイも楽しめるでしょう。

探索でそれなりに時間がかかるので1ゲームは決して短いものではないですが、各ゲームで区画ごとにオートセーブもできるので気軽に再開もできます。武器や船室などの改造プランも豊富なので、カスタマイズを楽しみたい人にもオススメです。

Steam早期アクセスながら完成度は高く、今後はさらなるコンテンツの増加を見込めるのも楽しみな点。Steamストアページでは、リリース後のロードマップも公開しているので、今後もおおいに期待できそうな、注目のマルチプレイ向けゲームです!

エンジン部をいじることで出力アップも可能。怖くてできない。
ちなみに本編中でソビエトや日本などの単語もあるので、異界の惑星といいつつパラレルかも知れませんね。


不気味な深海を生き残るために足掻き、強くなれ!ソロでも楽しいけどマルチゲーとしての魅力抜群スパ!



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ライター:Mr.Katoh,編集:宮崎 紘輔

ライター/酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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編集/タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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