
海外メディア「Eurogamer」の技術分析チャンネルDigital Foundryは、『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered(オブリビオン リマスター)』向けに配信されたパフォーマンス改善Mod「Ultimate Engine Tweaks」を検証したところ、その効果を確認できなかったと報告しました。60万回以上ダウンロードされた同Modの改善報告はプラシーボ効果に過ぎないという見解に、多種多様な意見が寄せられています。
パフォーマンス改善Modが実際には機能していない?衝撃の報告に多種多様な意見集う
「Ultimate Engine Tweaks」は、リマスター版『オブリビオン』のiniファイルを修正してスタッターを解消し、パフォーマンスと安定性を向上させるModです。Nexus Modsで配信中で、本記事執筆時点では本作で最もダウンロードされたModとなっています。
そんななか、Digital Foundryはポッドキャスト番組で、スタッター問題が報告されている本作において、同Modを含む改善Modが実際に効果を発揮するか検証。その結果、ほどんど差異を確認できなかったと報告しました。なおDigital Foundryはベセスダ・ソフトワークスにスタッター問題について尋ね、「原因を特定し修正を進めている」との回答をもらったと動画内で答えています。
またNexus Modsのフォーラムでは同チャンネルの報告を受け、「Modを適用させても改善されなかった」と同調するユーザーや、「検証の方法に問題がある、自分の環境では改善された」と否定するものまで多種多様な声が寄せられました。
同Modの制作者であるP40L0X氏は、同じくフォーラムにて「世の中には様々なハードウェア、ソフトウェア構成があるため予想よりも効果が少なかった人はいるものの、Modに寄せられた約5,000件の推薦の全てがプラシーボ効果だった訳ではない」とコメントしています。
『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』は、PC(Steam/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中です。





