ニンテンドーフクオカ 2025年末オープン決定。今こそNintendo NEW YORKの思い出を振り返る | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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ニンテンドーフクオカ 2025年末オープン決定。今こそNintendo NEW YORKの思い出を振り返る

任天堂は直営オフィシャルストア『Nintendo FUKUOKA』(ニンテンドーフクオカ)を2025年末にオープンします。

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九州初の任天堂直営ストアNintendo FUKUOKA 2025年末オープン。期待を込めてNintendo NEW YORKの思い出を語る
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任天堂は直営オフィシャルストア『Nintendo FUKUOKA』(ニンテンドーフクオカ)を2025年末にオープンします。

任天堂の直営オフィシャルストアは、渋谷PARCOのNintendo TOKYO、大丸梅田のNintendo OSAKA、京都高島屋S.C.のNintendo KYOTOに続き国内では4店舗目。JR博多駅直結のJR博多シティ アミュプラザ博多で営業予定です。

「Nintendo FUKUOKA」の詳細は後日あらためて公表予定。現時点では入居予定の施設と開店時期のみを発表しています。

(▲画像:Nintendo TOKYOプレオープン)

日本での任天堂直営オフィシャルストア第1号店は、2019年11月に開店した渋谷の Nintendo TOKYO (ニンテンドー トウキョウ)。

開店当初の様子(内覧会)

映画やテーマパークと並んで、任天堂のキャラクターなどIP(知財)に触れる人口をゲーム以外でも増やす戦略の一環として、マリオ・ゼルダにどうぶつの森、スプラトゥーンなどキャラクターグッズを取り揃え、アパレルから土産ものまで「Nintendo TOKYO」限定グッズも用意してのオープンでした。

日本ではトウキョウが第1号店ですが、任天堂直営オフィシャルストアという意味では、米国ニューヨークの Nintendo NEW YORK が長いあいだ、世界で唯一の任天堂フラッグシップストアでした。

国内の店舗はいまのところ基本的に商業施設のフロア内にありますが、Nintendo NY は2フロアの独立した店舗 (テナントという意味ではロックフェラーセンターのプラザ内)。

床面積自体はそこまで広くもありませんが、世界最大市場のフラッグシップストアとして、かつては任天堂の幹部やクリエーターを招いたゲームのロンチイベントをたびたび実施していました。

(▲ 画像:店内の吹き抜け階段には、2階まで伸びるゴールポールとマリオ。)

国内の直営店でも記念品の定番となっている店舗ロゴグッズも、この『Nintendo NEW YORK』Tシャツやキャップなどが始まりです。

もともと2001年にポケモンセンターNYとして営業がスタートし、その後は長らくニンテンドーワールドストアの名前で任天堂ファン聖地のひとつに、2016年から現在のスタイルの Nintendo NEW YORKになっています。

ワールドストア時代から有名なのは、任天堂初の家庭用ゲーム機カラーテレビゲーム15 (1977年)から最新世代まで、任天堂の歴代ゲーム機や著名なデバイスを揃えた展示。

京都宇治市のニンテンドーミュージアムが2024年10月に開館するまでは、ある意味 Nintendo NEW YORK が任天堂の歴史を振り返る施設の役割を果たしていたともいえます。

(写真は2017年の Nintendo Switch 発売時期に撮影。現在はレイアウトが変わっています)

(▲ こちらはニンテンドーミュージアム)



任天堂関連の聖遺物という意味では、あの「湾岸戦争を生き延びたゲームボーイ」が展示されていたのもNintendo NEW YORK。2023年に退役。

中身はメンテナンスしていたのか本当にそのままだったのか、Nintendo Switchロンチ時期に訪れた時点では、薄れた液晶でまだテトリスが動いていました。

兵舎爆撃の火災で外装が融け焦げても遊べたことと、それから30年以上経っても動いていることのどちらがすごいのかもはやよく分かりませんが、初代ゲームボーイは保存状態さえ良ければまだ完動する中古品が気軽に手に入ります(オリジナルの液晶は薄れかすれて見えにくくなっているものが大半ですが)。

小ネタ。発売直後で品薄だった NES Classic Edition をゲットしたぜ!と店の前で写真を撮っていたら、いかにも忙しいニューヨーカーらしく早足で通り過ぎようとしていたビジネスマン風の男性がこちらを見るや鋭角ターンで急接近、真剣な表情で「それはいま買ったのか?在庫があるんだな??」と問い詰められたことも。

「さっき買ったけど、まだ在庫がまだあるかは……」と答え終わる前に店舗に駆け込んでいました。購入できたことを祈ります。

もうひとつ印象に残ったのは、やはり米国の任天堂ファンはゼルダの伝説が好きすぎること。

もともとゼルダは伝統的に米国で人気のタイトルで、実際の売上本数も人口比以上に米国に偏ってはいましたが、ブレスオブザワイルドのロンチ時期には歴代作品のグッズや限定版本体、当時の雑誌まで展示がありました。

もちろんマスターソードも生えています。

ブレスオブザワイルド、続編ティアーズオブザキングダムはゲーム史に残る傑作として日本でも大人気となり、Nintendo TOKYO や国内直営ストアにもキャラクター商品は多数ありますが、アパレル系などの力の入れようはNintendo NEW YORK(と米国のライセンス取得メーカー各社)が明らかに異質。

次のゼルダの話はまだありませんが、2027年予定の実写映画版ゼルダの伝説公開時にはまた大変なことになりそうです。



実写映画『ゼルダの伝説』2027年3月公開、宮本茂がNintendo Today!アプリで発表。アクセス集中で障害発生

売り場はその時々の戦略的タイトルで変わり、ある意味で一期一会ですが、店舗による品揃えや推し方の違いも楽しみのひとつ。

今月オープンしたばかりの Nintendo SAN FRANCISCO とあわせて、Nintendo FUKUOKA が今から楽しみです。

九州初の任天堂直営ストアNintendo FUKUOKA 2025年末オープン。期待を込めてNintendo NEW YORKの思い出を語る

《Ittousai》
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