
協力ホラー『Phasmophobia』のディレクター兼リードデベロッパーのDaniel Knight氏は、海外メディアPC Gamerからのインタビューで興味深い同作の開発経緯を語りました。
開発者が「失敗」と語るヒット作生み出す秘訣とは
Knight氏は「協力型パズルゲームの制作に失敗したんです。」と切り出し、初めはホラー要素のあるゲームを作ろうとしていたわけではないことを告白。「ゴーストハンティング要素は結果的に上手くピースとして嵌まっただけでした」 と語ります。一方で、一番の目標としていたという、コミュニケーションが重要となる協力型ゲームという面では同作は十分に成功を収めたと言えそうです。

さらにKnight氏は自身がほとんどホラーゲームをプレイしたことがないとも語ります。最近になってこそ『Content Warning』を少しだけプレイしたとは言うものの、これほどのヒットホラー作品の開発を主導した人物がホラーゲーム未プレイだというのは、にわかには信じられないことでしょう。こういった開発者すら思いもよらない要素の組み合わせこそが、新しいヒット作が生まれる秘訣なのかもしれません。

『Phasmophobia』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに早期アクセスを実施中。今後の取り組みを伝える2025年の開発ロードマップが公開されています。
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