Game*Spark編集部がオススメする6月第4週の特選インディーゲームをお届け!
今週は、巨大複合施設を舞台にした脱出系PvPvEゾンビFPS『The Midnight Walkers』、ホラーとスーパーマーケットシムが融合した『HELLMART』、囚人が自由を求め南極でカニ漁に挑むポイント&クリックサバイバルホラー『Crabmeat』の3本です。
The Midnight Walkers
本作は、インディーゲームデベロッパーOneway Ticket Studioによって現在開発中の、オンラインPvPvEアクションです。舞台は「リバティ・グランド・センター」と呼ばれる巨大複合施設。ショッピングモールや病院、カジノが連なる階層構造のビルで構成されています。
プレイヤーはソロあるいはトリオでこの場所に侵入し、装備を集めながらゾンビやほかのプレイヤーとのPvPvEに挑みます。




ゲーム中には数分ごとに毒ガスが床を封鎖し、プレイヤーは迅速に避難経路を見つけ脱出しなければなりません。ガスに捕まったり、ゾンビや他プレイヤーに倒されれば、持ち帰った装備はすべて失われるいわゆる脱出シューターとなっています。




武器は近接用(スレッジハンマー、カタナ)から遠距離用(ボルトアクションライフル、ショットガン、弓)まで多彩に用意されており、戦略に応じた装備選択が可能です。
リリースに先駆けテクニカルテストを日本時間7月4日午前10時~7月7日午前10時に開催しており、Steamストアページの「Playtestに参加」項目から申請できます。
タイトル:The Midnight Walkers
対応機種:PC(Steam)
発売日:2025第4四半期
価格:未定
日本語:あり
HELLMART
GAZE IN GAMESによって現在開発中のスーパーマーケットホラーシミュレーションゲームです。スーパーマーケットを舞台にした独特な恐怖体験を描いており、プレイヤーはスタッフとして、不気味な24時間営業のスーパーマーケットで働くこととなります。



昼間は丁寧な接客、レジ操作、商品の補充、清掃と何の変哲もない日常業務をこなします。夜間は悪が目覚めて恐怖が訪れるため、夕方の間に発電機の監視、バリケードの設置、防犯カメラの確認、必需品の購入、店のアップグレードで超常的な現象や奇怪な存在に立ち向かっていく必要があります。



そして、悪夢の始まりとなる夜間には深夜の客と交流しつつ、悪魔に騙されないよう店内に誰を入れるかを決めなければなりません。夜間に徘徊する邪悪な存在は、どんな客にも成り済ませます。シナリオはプレイヤーの行動で変化し、日常が悪夢へと変わる様子が描かれるようです。
タイトル:HELLMART
対応機種:PC(Steam)
発売日:未定
価格:未定
日本語:あり
Crabmeat
南極の漁業地帯を舞台にした、短時間で濃密な恐怖体験を味わえる一人称視点の蟹漁サバイバルホラーゲームです。プレイヤーは負債を抱えた囚人として、債務返済のために政府支給の漁船に乗り込み、希少なタラバガニを漁りながら自由を取り戻そうと奮闘します。


ゲームでは、海の住人から自分自身と船を守りつつ部品のメンテナンスを行い、船内のさまざまなステーションを利用して餌まきや罠の設置・引き上げなどを行います。ポイント・アンド・クリック形式で餌を仕掛けたり、罠を引き上げたりといった実務的な作業を通じて進行しつつ、獰猛な海の怪物が襲ってくる緊張感が絶妙にミックスされています。

プレイ時間は2~3時間程度と比較的短く、限られた時間の中でじわりと迫る恐怖をじっくり体験させてくれます。
タイトル:Crabmeat
対応機種:PC(Steam)
発売日:未定
価格:未定
日本語:なし