
萌キャラ育成RTS『Starmetal Crusaders』について、元パブリッシャーと開発者の間で権利関係のトラブルが起きている模様です。
2024年11月に決別もそれ以降音沙汰無かったパブリッシャー

事の発端は2024年11月、開発を務めたSlovGoblinもといQuantum Ranger氏がコミュニティスレッドで話すところでは、「パブリッシャーにストアページを人質に取られた」とのことで、現在正式リリース版として配信されているストアページが生まれました。
一方旧ストアページでは、2024年11月にコミュニティへのニュース投稿にて「『Starmetal』は正式に活動休止となります。この名前で表示されている他のゲームは、当社が承認したものではありません。開発を依頼した開発者と交渉中ですが、進展しない場合法的措置を取らざるを得なくなる可能性があります。」と立場を示しながら、開発者の独自版が正式リリースを迎えた2025年7月まで音沙汰の無い状態が続いていました。
正式リリース後に盗作と主張。一方正式リリース自体は開発中止に近いものと開発者

そんな中、独自版の正式リリースから1週間が経つ7月17日14時頃になって旧ストアページのコミュニティスレッドが更新。旧ストアページこそがオリジナルで独自版が盗作であると主張し、独自版の開発者を「報酬を受け取っていた開発担当のゲームを強奪していきました。欲が出たか、意見の相違からかはわかりませんが、彼はそういう人間です。」としたうえで「彼は報酬では無く投資だと主張していますが、そうでないことを認識のうえ当社の下で開発していたはずです。」という立場の下、弁護士に相談中である旨を示しました。また先述の独自版におけるコミュニティスレッドにも「彼を雇った会社のオーナーの信頼を裏切った。」といったコメントを残し、同作の削除に向けて取り組んでいることを明かしています。
なお、独自版のDiscordサーバーで開発者が明かしたところでは、今回の正式リリースは開発中止に近い形となる物で、当初予定していた多くのシステムが未実装のままだったとのこと。一方で正式リリース日の次の日にはプレイヤー数が突然48倍となったことに驚く様子を見せていました。また、17日11時には何者かの訴えでSNSのリンクまとめページサービスLinktreeからBANされたことも明かしています。
真っ向から意見が対立するパブリッシャーと開発者ですが、今後両者の間でどのように解決が図られるのか、続報が待たれます。









