「行き過ぎ通り越し最早”偽善”」クレジット決済代行業者の疑似検閲反対を訴える署名活動に17万人が賛同―イーロン・マスクからも「ブラボー」の声 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

「行き過ぎ通り越し最早”偽善”」クレジット決済代行業者の疑似検閲反対を訴える署名活動に17万人が賛同―イーロン・マスクからも「ブラボー」の声

規制反対派が声を上げる場の登場に今後の展開へより一層注目が集まります。

ニュース ゲーム業界
「行き過ぎ通り越し最早”偽善”」クレジット決済代行業者の疑似検閲反対を訴える署名活動に17万人が賛同―イーロン・マスクからも「ブラボー」の声
  • 「行き過ぎ通り越し最早”偽善”」クレジット決済代行業者の疑似検閲反対を訴える署名活動に17万人が賛同―イーロン・マスクからも「ブラボー」の声
  • 「行き過ぎ通り越し最早”偽善”」クレジット決済代行業者の疑似検閲反対を訴える署名活動に17万人が賛同―イーロン・マスクからも「ブラボー」の声

Steamやitch.ioで成人向けゲームへの規制が進められていますが、そのきっかけと見られるクレジット決済代行業者や活動団体に対し「検閲」の停止を求めるオンライン署名活動が開始されています。

個人的な価値観での「検閲」は行き過ぎどころか「偽善」と主張

オンライン署名の活動ページでは、MastercardとVisaが金融による支配的な力を持つことを利用し、合法的なコンテンツにも圧力をかけることを問題視していると主張。経営陣や活動家グループの個人的な価値観で「検閲」と言えるような事実上強制力のある圧力をかけられるのは最早行き過ぎという言葉に留まらず、「偽善」であるとしています。

さらに、関わりたくないコンテンツがあるのであれば、距離を取るのが正しい在り方であると主張し、法律の範囲内であれば、他人が何を楽しむことができるかを指示する権利は誰も持ちえないと断言。「健全で民主的な社会においては、合意、芸術的表現、そして市場の自由が尊重されなければならない。」との考えが示されました。

4つの事項でクリエイターとユーザーの権利保護を要求!イーロン・マスク氏も「ブラボー」と一言

これらを踏まえ、本署名においてMasterCard、Visa、および活動団体に対し、法律とプラットフォームの基準に準拠したフィクションコンテンツの検閲停止、道徳的なパニックを煽り悪事として誤った情報を伝える活動家グループからの影響の拒絶、コンテンツ制限とその根拠に関する透明性の維持、合法コンテンツのクリエイターの権利保護と規制時の公正な救済手続きの確保、の4つの事項を要求。執筆時点で177,042件の賛同が集まっています。

また、一連の流れに対し「独自決済が必要かもしれない」などと検閲に反対する姿勢を見せていたイーロン・マスク氏も本署名活動に対し「Bravo」と一言で称賛の意を表明しました。これまでも目まぐるしく状況が移り変わってきたこの検閲問題ですが、規制反対派が団結して声を上げる場の登場に今後の展開へより一層注目が集まります。


ドンキーコング バナンザ|オンラインコード版
¥7,182
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ドンキーコング バナンザ -Switch2
¥7,708
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター:焦生肉,編集:H.Laameche

ライター/ゲームに関わって飯食いたい 焦生肉

ストーリー重視でゲームをプレイするけどシステムも特徴がないとイヤ!なわがままゲーマー。わがままなくせにコンプリート癖もある上つまみ食いも大好きなので積みゲーが溜まる溜まる。ゲームで飯を食うことを夢見てたらほんとにそんな機会に恵まれた。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ニュース アクセスランキング

  1. 「にゃるら氏を外さないとアニメを中止する」『NEEDY GIRL OVERDOSE』アニメ発表直前にプロモーションから外されたにゃるら氏が声明【UPDATE】

    「にゃるら氏を外さないとアニメを中止する」『NEEDY GIRL OVERDOSE』アニメ発表直前にプロモーションから外されたにゃるら氏が声明【UPDATE】

  2. にゃるら氏投稿に

    にゃるら氏投稿に"多数の誤り"―TVアニメ化決定の『NEEDY GIRL OVERDOSE』についてWSS playgroundが反論

  3. 『The Elder Scrolls VI』日々、開発中も「まだ長い道のりがある」。でもサプライズリリースの可能性も?

    『The Elder Scrolls VI』日々、開発中も「まだ長い道のりがある」。でもサプライズリリースの可能性も?

  4. 「State of Play 日本」11月12日午前7時から配信!国内&アジア産ゲームを40分以上にわたって特集

  5. 「先行特許がある」―米国特許庁長官、2025年9月に任天堂が取得した「サブキャラクターを呼び出し戦わせる」『ポケモン』特許の再審査を指示

  6. 『GTA6』再延期に“何度も延期”の先輩『サイバーパンク2077』公式が助言?2020年のほろ苦いポスト

  7. 名作・良作インディーが全て1,000円以下! 未解決事件を終わらせたり、重税を課されながら銃を撃ったり、不明の言語を解釈したりと多種多彩【eショップのお勧めセール】

  8. 『NEEDY GIRL OVERDOSE』で知られるにゃるら氏、法人会社を設立へ―新作ゲーム2本と全13話のアニメ制作を予定

  9. 大規模に置き換え可能という考えは愚か―『バルダーズ・ゲート3』開発者がスクエニの「QA・デバッグの7割AI化」計画に苦言

  10. 英国政府「古いゲームの救済意義わかるが、法律での対応難しい」―サービス終了後もゲームをプレイ可能な状態に保つ「Stop Killing Games」運動、ついに質疑の壇上へ

アクセスランキングをもっと見る

page top