Dream Pod 9およびFlameborn Gamesは、巨大ロボットゲームシリーズ最新作となるオープンワールドRPG『Heavy Gear 3』を発表しました。
シリーズ作品30周年を記念し、新たなプロジェクトが始動!

『Heavy Gear』はカナダを拠点とするデベロッパー、Dream Pod 9が展開しているゲームシリーズ。ウォーゲームやカードゲーム、ビデオゲームなどさまざまなジャンルで作品が展開されており、惑星「テラ・ノヴァ」を舞台に、ローラーダッシュなどの機動も特徴的な3~6mの有人ロボ「ヘビーギア」同士の戦いを中心に物語が繰り広げられます。
1990年代の登場から30周年を記念して発表された、8年ぶりの新作ビデオゲームとなる『Heavy Gear 3』ではシリーズの原点に立ち返り、テラ・ノヴァのバッドランズ地域を中心とした物語が描かれます。
シングルプレイ向けの今作はミッションクリア型のロボアクションではなく、プレイヤーはオープンワールドのフィールドを徒歩やヘビーギアで探索し、各地でアクション満載の戦いを繰り広げます。また、武器や機体、スキルなどカスタマイズ要素も存在しているようです。


Unreal Engine 5をゲームエンジンに使用した同作の開発を担当するのは、同じくカナダ・モントリオールが拠点のスタジオ「Flameborn Games」です。本スタジオは設立されたばかりなものの、ゲーム業界の幅広い才能を持つ開発者たちが在籍しており、スタッフの多くが『Heavy Gear』シリーズのファンでもあるようです。
トレイラーだけでなく、Q&Aや30周年によせたメッセージも公開

本作の発表に際し、Dream Pod 9の代表、Robert Dubois氏は「『Heavy Gear』のRPGとタクティカルゲームの30周年を記念し、Flameborn Gamesとの協力のもと、『Heavy Gear』がビデオゲームとして戻って来ることを嬉しく思います。」とコメント。
本作は『Heavy Gear』ユニバースへの回帰であり、深い伝承と複雑なゲームシステムがUnreal Engine 5と融合することで、新しい世代のプレイヤーも夢中になれると強調しています。
また、Flameborn Gamesを統括するMark Waterworth氏はDream Pod 9とともに作品を作り上げられることに感謝を示しつつ、「私達はメカの戦闘とRPGゲームの良い部分を融合させ、プレイヤーを飽きさせない体験を作り上げます。本作では長年のシリーズファンだけでなく、新しいファンの心も掴むことを目指しています。」と語っています。

さらに、Dream Pod 9のコミュニティサイトでは本作に関するQ&Aや、シリーズ作品30周年によせた記念のメッセージなども公開されています。
Q&Aのページでは「私は今、夢を見ているのでしょうか?」という質問から始まり、本作のジャンルやゲームプレイ、かつて開発が中止となった『Heavy Gear III』の要素などについても語られています。
なお、本作のリリース時期に関しては未定なものの、Q&Aでは「“すぐ”でも、ビデオゲーム30周年の前でもありません。開発チームは本作を発売前に、出来る限り最高の状態に仕上げたいと考えています」と回答しています。








